【RWS】ラジャ3階級制覇王者吉成名高が3度目防衛&34連勝「理想のスタイル見せられた」
<ムエタイRWS(ラジャダムナンワールドシリーズ):第4回日本大会>◇1日◇神奈川・横浜大さん橋ホール メインイベントでラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級(-115ポンド=52・16キロ)王座戦3分5Rが行われ、タイ人以外で史上初のラジャ3階級制覇を成し遂げた王者・吉成名高(23=エイワスポーツジム)が、挑戦者で前ラジャ認定ライトフライ級王者ペットヌン・ペットムエタイジム(18=フランス)にフルマークの判定3-0で圧勝。3度目の防衛を果たし、自身34連勝と記録を伸ばした。 立ち上がりからペットヌンはパンチを振るって前進し、圧力をかけてきたが、吉成は1Rから5Rまで相手の攻撃を完璧にいなし、的確に攻撃を当て続けた。2Rには左ボディストレートでダウンを奪取。試合前のワイクルー(師へささぐ踊り)には相撲のしことつっぱりを取り入れたが、試合も文字通りの横綱相撲で勝利した。「自分の攻撃だけを当てるっていう自分の理想のスタイルを見せられたと思います」と胸を張った。