伊東純也&中村敬斗の稼ぎは? スタッド・ランスの最新年俸ランキング1~10位。最も稼いでいるのは?
2人の日本人選手が在籍しているフランス1部リーグのスタッド・ランス。伊東純也と中村敬斗はいずれも絶対的な主力であり、開幕から全3試合で先発出場している。今回は、そんな2人が所属するスタッド・ランスの最新推定年俸ランキングを紹介する。※推定年俸は『Capology』を参照。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠
10位:レダ・カドラ(元U-21ドイツ代表)
生年月日:2001年7月4日 推定年俸:70万ユーロ(約1.1億円) 24/25リーグ戦成績:2試合0得点0アシスト スタッド・ランス所属選手の年俸ランキングで10位にランクインしたのは、23歳の攻撃的MFレダ・カドラだ。推定年俸は70万ユーロ(約1.1億円)となっている。 元々、母国ドイツの名門・ドルトムントの下部組織で育成を受けていたカドラは、2020年10月にブライトンU-23へ加入。しかし、イングランド2部リーグのEFLチャンピオンシップを戦うクラブへ期限付き移籍するシーズンが続き、ブライトンのトップチームに定着することはできず。2023年7月にスタッド・ランスへの完全移籍を決断した。 加入初年度はシーズン序盤こそベンチスタートが続いたものの、終盤にかけて徐々に出場時間が増加。主戦場はトップ下だが、両サイドのウイング(WG)でもプレーできるポリバレント性を有しているため、指揮官に戦術的な選択肢を数多く提供できる点が魅力だ。 困難な経験からも学びを得ようとする謙虚な姿勢もカドラの長所の一つである。2023年7月にスタッド・ランスのクラブ公式サイトが新加入選手を紹介した記事の中で、カドラは武者修行が続いたイングランド時代を「よりハードで肉体的なバトルも厭わない別のサッカーの形を発見したんだ」と回顧。「この数年の経験が今の僕を形成したと思うし、自分のプレーが強化されたと感じているよ」と、苦難の時期を前向きに捉えた。 ドイツやイングランドで成功を掴めなかったカドラは、フランスの地でようやく花を咲かせようとしている。