伊東純也&中村敬斗の稼ぎは? スタッド・ランスの最新年俸ランキング1~10位。最も稼いでいるのは?
9位:マーシャル・ムネツィ(ジンバブエ代表)
生年月日:1996年6月22日 推定年俸:72万ユーロ(約1.2億円) 24/25リーグ戦成績:3試合0得点0アシスト スタッド・ランスの中盤に欠かせない存在のマーシャル・ムネツィが、推定年俸72万ユーロ(約1.2億円)で年俸ランキングの9位にランクインした。 ムネツィは、188cmの恵まれた体躯を生かしたダイナミックなプレーに強みを持っている。また、状況に応じて守備的MFだけでなくセンターバック(CB)をこなす器用さも持ち合わせており、スタッド・ランスの戦術の核として不動の地位を築いている。2024/25シーズンは開幕から全3試合で先発フル出場。リーグ・アン全体を見渡しても、ムネツィほどの存在感を放つMFはそういない。 今年7月には、フランスの日刊新聞『ル・パリジャン』がRCランスのムネツィ獲得の可能性を伝えた。同クラブの指揮官であるウィリアム・スティル監督は昨シーズンにスタッド・ランスを率いており、ムネツィを高く評価。RCランスにかつての教え子の獲得をリクエストしたようだ。 結局、具体的な交渉が進展することはなかったが、スタッド・ランスとしてはリーグ屈指の逸材をチームに留めておくためにも金銭面を含めたあらゆる努力をしなくてはならない。野心的なプロジェクトでクラブ残留の意義を強調し、場合によっては現在の年俸を引き上げて誠意を示す必要もありそうだ。 チームに対する貢献度を考慮すれば、現在ムネツィが受け取っている年俸は安すぎるように思える。これまで以上の活躍を見せて2024/25シーズンを終えることができれば、1年後に年俸ランキングでトップ5入りを果たす可能性も十分にあり得るだろう。
8位:ティボー・デ・スメット(元U-21ベルギー代表)
生年月日:1998年6月5日 推定年俸:72万ユーロ(約1.2億円) 24/25リーグ戦成績:1試合0得点0アシスト 推定年俸72万ユーロ(約1.2億円)を受け取っている183 cmの大型SBティボー・デ・スメットが、年俸ランキングで8位に入った。 母国ベルギーのヘントで下部組織時代を過ごしたデ・スメットは、2020年7月にシント=トロイデンからスタッド・ランスに加入。国外クラブ初挑戦に臨んだ。しかし、2020/21シーズンは公式戦を全て足し合わせても9試合の出場に留まり(1アシスト)、2021年7月にはベールスホットに期限付き移籍する形で母国ベルギーへと戻っている。 だが、2022年6月に期限付き移籍が終了してスタッド・ランスに復帰すると、デ・スメットは出場機会を大幅に増やしていった。2022/23シーズンはリーグ戦22試合に出場して1アシストをマーク。昨シーズンは出場試合数を27試合に伸ばし、またも1アシストを記録した。 2024/25シーズンは一転してリーグ戦出場わずか4分間と出遅れ感の否めないデ・スメットだが、左サイドバック(SB)のポジションを争うセルヒオ・アキエメにない身長の高さは魅力的だ。スタッド・ランスのクラブ公式サイトが選手紹介ページで「真の戦術的知性と技術的資質に恵まれ、守備が堅実」と評しているように、デ・スメットは破綻の少ない守備で今後チームを支える重要な柱となるだろう。 26歳のデ・スメットにとって、年俸に見合う活躍ができるかどうかを問われるシーズンはまだ始まったばかりだ。