浦和、FWリンセンが今季限りで退団へ…母国オランダメディアが報道「1カ月後に帰国する」「クラブが僕と一緒に仕事を続けたいかどうかは…」
浦和レッズFWブライアン・リンセンは、今季限りで退団するようだ。 現在34歳のリンセンは、フェイエノールトから2022年夏に浦和へ加入。エールディヴィジ通算109ゴールを決めている実績からストライカーとして期待されたものの、初出場となった7月のパリ・サンジェルマンとのプレシーズンマッチで負傷。数か月離脱し、2022年は僅か3試合に出場したのみとなった。 その後も度重なるケガに悩まされ、昨シーズンは公式戦29試合で5ゴール、今シーズンはここまで公式戦23試合に出場して4ゴールとなっている。直近の10日に行われた明治安田J1リーグの第36節サンフレッチェ広島では、ゴールを決めてチームの3発快勝快勝劇に貢献していた。 オランダ版『ESPN』によると、リンセンの浦和との契約があと1カ月切れるとのこと。現時点で所属クラブから何の連絡もないため、代理人は新しいクラブを探していると伝えられており「彼の日本での冒険は2シーズンで終わろうとしているようだ」と指摘した。 リンセンの元チームメイトであるユトレヒトのイェンス・トーンストラは同メディアの番組に出演。徐々に減ってきてはいるが、今でも毎週のように話をしているというリンセンについて「そろそろ彼が戻ってくる頃だね」と冗談交じりに話している。 リンセン自身も去就についてコメントしているとされており、「ちょうど1カ月後に帰国する。契約が切れるからだ」と契約満了を明言。「その後、次のことを考えるよ。 今のところ、クラブが僕と一緒に仕事を続けたいと思っているかどうかはわからない。 その間に、僕の代理人は僕を欲しがっている人がいないか探しているんだ」と、新たなクラブを探していることを明かしたことが報じられている。 「原則的には、戻ってきたい。オランダでプレーしたい。何が来るか待っている。海外から来る可能性もある。まだ時期尚早だし、様子を見るよ。僕はトップレベルでフィットしているし、あと数年は続けられる」