【MLB】カブス逆転勝ちで連敗ストップ 鈴木誠也が先制アーチ含む2安打、今永昇太は6回途中3失点
【カブス9-4ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム
日本時間7月28日、カブスは敵地カウフマン・スタジアムでのロイヤルズ3連戦の2戦目を迎え、1点ビハインドの7回表に一挙4点を奪うなど、9対4で逆転勝利。久々に打線が機能し、連敗を3でストップした。カブス2番手のジュリアン・メリーウェザーは逆転打を浴びたものの、打線に助けられて今季初勝利(0敗)をマーク。ロイヤルズ先発のセス・ルーゴは逆転してもらった直後に踏ん張れず、7回途中5安打6失点で5敗目(12勝)を喫した。 【動画】カブスの鈴木誠也が先制の15号2ランを放つ(MLB.comより) 今永昇太とルーゴの投げ合いで始まった一戦は、初回に鈴木誠也の15号2ランでカブスが先制。2回裏にハンター・レンフローの10号ソロで1点差となったが、カブスが3回表に1点を追加し、3対1とリードした。ところが、6回裏に今永が捕まり、ボビー・ウィットJr.のタイムリー二塁打で1点を返されると、二死からサルバドール・ペレスにヒットを許したところで降板。2番手のメリーウェザーが2・3塁とピンチを広げ、レンフローに逆転の2点タイムリーを浴びた。しかし、7回表一死満塁の場面で代打パトリック・ウィズダムが5号グランドスラムを放ち、7対4と逆転に成功。9回表には代打デービッド・ボーティのタイムリーなどでダメ押しの2点を奪い、9対4で勝利した。 今季19度目の登板となった今永は、6回裏二死まで87球を投げ、被安打6(うち被本塁打1)、奪三振3、与四球0、失点3という内容。勝ち負けはつかず、今季の防御率は2.95となっている。鈴木は「3番・右翼」でスタメン出場し、15号先制2ラン、サードへの内野安打、サードゴロ、ショートゴロ、申告敬遠で4打数2安打2打点1四球。これで4試合連続安打(3試合連続マルチ安打)となり、今季の打撃成績は打率.271、出塁率.342、OPS.829となっている。