冬のボーナスで「洗濯機」の購入を検討中。「ドラム式」と「縦型」のどちらがいい? 電気代・水道代も比較
冬のボーナスがすでに支給された、またはこれから支給されるので、家電を買い替えようと考えている人もいるのではないでしょうか。洗濯機を購入しようと思っているけれど、縦型とドラム式のどちらを購入しようか迷っている人もいるかもしれません。 今回は、縦型とドラム式洗濯機のメリット・デメリットを解説するとともに、電気代や水道代の比較も行っていきます。 ▼「シャワーだけ」vs「お湯をためる」1人暮らしはどっちがお得? それぞれの水道代・ガス代を比較
ドラム式洗濯機と縦型洗濯機のメリット・デメリットとは?
ドラム式と縦型の洗濯機の、それぞれのメリット・デメリットについて見ていきましょう。 ■ドラム式洗濯機のメリット・デメリットとは? ドラム式洗濯機のメリット・デメリットとしては、図表1のようなものが挙げられます。 図表1
筆者作成 ドラム式は、洗濯槽が斜めになっていて横から洗濯物を入れるのが特徴の洗濯機です。節水効果が大きいことや衣類に優しいというメリットがある一方、縦型洗濯機と比べて値段が高いことや衣類の色移りがしやすいというデメリットもあることを抑えておきましょう。 ■縦型洗濯機のメリット・デメリットとは? 続いて縦型洗濯機のメリット・デメリットとしては、図表2のようなものがあります。 図表2
筆者作成 縦型洗濯機は長年親しまれている洗濯槽の定番の形で、スリムな形の洗濯機です。洗浄力が高いことや安く購入できるというメリットがある一方で、洗浄力を重視するがゆえに衣類が傷みやすい、ドラム式よりも節水効果を見込めないというデメリットがあります。
縦型とドラム式の水道代の差は?
次に、ドラム式と・縦型で水道代の差を計算しましょう。 今回は大手家電メーカーPanasonicの製品で、ドラム式洗濯機「NA-LX129CL 」(洗濯・脱水容量12キログラム)と縦型洗濯機「NA-FA12V3」の12キログラムモデル(洗濯・脱水容量12キログラム)を例に取り試算します。 定格洗濯時の標準使用水量では、ドラム式が約83リットル、縦型が約150リットルと、ドラム式のほうが縦型に対して大幅に水の使用消費量が抑えられています。 水道代1リットルあたりの単価を0.24円として計算すると、ドラム式の水道代は「83(リットル)×0.24(円)=約20円」、縦型が「150(リットル)×0.24(円)=約36円」となり、ドラム式のほうが約16円安い計算になります。