ラグビー五郎丸選手が引退会見(全文1)35歳まで第一線で戦い抜くと決意して契約
2015年ラグビーW杯イングランド大会日本代表の五郎丸歩選手は16日午後、浜松市内で記者会見を開き、来年1月に開幕するトップリーグを最後に現役を引退すると表明した。 【動画】ラグビー五郎丸選手が引退表明「全力で走り抜けた」 来年1月開幕リーグ最後に(2020年12月16日) ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「ラグビー五郎丸選手が引退表明「全力で走り抜けた」 来年1月開幕リーグ最後に(2020年12月16日)」に対応しております。 ◇ ◇
32年間全力で走り抜けてきた
司会:よろしいでしょうか。それではお時間になりましたので、これよりヤマハ発動機ジュビロ、五郎丸選手の記者会見を始めます。本日の司会を務めますヤマハ発動機、広報の長谷川です。よろしくお願いします。拍手ありがとうございます。それでは五郎丸選手の入場です。お願いします。ご着席ください。よろしいでしょうか。それではまず初めに五郎丸選手よりごあいさつを申し上げます。五郎丸選手、よろしくお願いいたします。 五郎丸:皆さん、本日はお忙しい中、また、新型コロナウイルスが猛威を振るう中、会場にお集まりいただきましてありがとうございます。また、新型コロナウイルスの影響によりまして本日の会見が県内の方のみの対応となりましたことを心苦しく、申し訳なく感じております。しかしながらチーム、それから個人としましても苦渋の決断となり、県外の方々に対しての対応がリモートとなってしまったことを、どうかご理解いただければなというふうに思っております。 さて、12月の9日にチームのほうから正式にアナウンスがありましたとおり、私、五郎丸歩は2021年の1月の16日に開幕をしますジャパンラグビートップリーグを最後に、現役を引退する決意をいたしました。3歳から始めたラグビーを選手として終えることのさみしさといったものはもちろんございますけども、32年間全力で走り抜けてまいりました。私には残り1シーズンしか戦う気力、それから体力共に残ってございません。 これまで支えていただきました皆さま、また、関わっていただいた皆さまにおかれましては、本当に感謝の気持ちでいっぱいでございます。また、本日ご出席いただいています記者の方々におかれましても、ラグビーの魅力、それからスポーツの素晴らしさ、そういったものを日本中に多く広げていただきましたことを重ねて御礼申し上げます。ありがとうございました。 本日、引退発表会見を開かせていただいておりますけれども、私には残り1シーズン残されております。この残された1シーズンを、皆さまに対しての感謝の思いというものをしっかりと胸の中に秘め、また背負い、全力で戦い抜いてまいりたいというふうに思っております。