佐藤駿、演技直後に医務室へ 日本連盟「取材に対応できる状態ではない」合計230・80点で7位
◆フィギュアスケート ▽世界選手権代表選考会 全日本選手権 第2日(21日、大阪・東和薬品ラクタブドーム) 【写真】ショートプログラムの演技 男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)6位でGPファイナル銅メダリストの佐藤駿(エームサービス・明大)は、148・90点、合計230・80点で7位だった。 冒頭の4回転ルッツは転倒、続く4回転フリップも着氷が乱れた。その後も苦しいジャンプが続き、得点は伸びなかった。 演技後は取材エリアに来ることができず。過呼吸となり医務室に向かったため、日本スケート連盟は「取材に対応できる状態ではない」と説明した。 佐藤は今季、GP中国杯でファイナルも含めてGP10戦目にして初の優勝を果たすと、12月のGPファイナルでも初の表彰台に上がっていた。 20日のSPでは4回転ルッツの転倒が響き、81・90点。「実力不足」と自身を厳しく評価し、悔しがった。フリーは「何も守るとかはない。失敗してもいいくらいの気持ちで」と覚悟。4回転ルッツと4回転フリップと基礎点の高いジャンプを2本入れた高難度の構成で果敢に攻めきった。
報知新聞社