【福岡大附属大濠】ビッグ3の爆発と堅実なディフェンスで鳥取城北を倒してウインターカップ制覇 | 高校バスケ ウインターカップ2024
湧川、渡邉、高田という入学時から将来を嘱望されていたビッグ3が64点を稼ぎ、チームキャプテンの見竹を筆頭に鳥取城北を57点に抑えたディフェンスが決め手となり、福岡大附属大濠は2021年以来4度目のウインターカップ制覇を成し遂げた。
準優勝の鳥取城北は、準決勝まで素晴らしいパフォーマンスを見せて勝ち上がった。チームの核となるアズカや新谷だけでなく、フィジカルの強さを前面に出せる豊村豪仁、身体能力の高い内山晴輝ら、相手にとって厄介な選手を揃えたチーム。福岡第一との準決勝では、リードが2ケタに広げた後に仕掛けられたプレス・ディフェンスに対しても、ボールハンドリングがうまくできるアズカに預けてから数的優位を作り、レイアップや3Pショットで得点を重ねていた。
鳥取県勢として初の決勝進出を果たしたことについて、河上コーチは「ここまでの6試合を通じて選手たちがすごく成長して、自分たちが持っている力以上のものを発揮してくれたと見ていますし、こんな試合の中で成長するんだなと実感しました」とコメント。アズカと豊村がフロントライン、新美鯉星が司令塔となる新チームは、ウインターカップでの経験を糧にさらなる飛躍を目指すことになる。
文:青木崇
青木 崇
【関連記事】
- 【福岡大附属大濠】渡邉の積極性で主導権を握り、瀬川へのディフェンスも機能しての快勝で決勝進出 | 高校バスケ ウインターカップ2024
- 【京都精華学園】ベンチから出てきた選手たちのステップアップによって、U18トップリーグで負けた慶誠に雪辱しての3連覇を達成 | 高校バスケ ウインターカップ2024
- 【精華女】悔しい2点差の惜敗も、京都精華学園相手にスコアラーとしての才能を発揮した清藤 | 高校バスケ ウインターカップ2024
- 【東山】初の日本一となったインターハイ同様、ビッグゲームで勝利につながるプレーを見せたシックススマンの小野寺 | 高校バスケ ウインターカップ2024
- 【北陸学院】2回戦で20本決めた3Pショットが開志国際の厳しいディフェンスに阻まれ、32本中6本成功に終わる | 高校バスケ ウインターカップ2024