小学生が考えた貯金箱240点が東京駅前に大集合!丸の内KITTE「アイデア貯金箱コンクール」
日本最大規模の工作物コンクール「第49回ゆうちょアイデア貯金箱コンクール」入賞作品240点の展示会が、千代田区丸の内のKITTE丸の内にて開催されている。貯金箱の作成を通じて子どもたちの創造力を伸ばし、貯蓄に対する関心を持ってもらうことを目的とした同コンクールは、全国的に実施する工作物のコンクールとしては日本最大規模。 【写真】小学生の創造力にびっくり!「ゆうちょアイデア貯金箱コンクール」〈ゆうちょ銀行賞〉入賞作品
49回目の今年は、全国の小学校の約42%に相当する7778校から、41万5706人の子どもたちが応募。文部科学大臣賞、ゆうちょ銀行賞、ゆうびんきょく賞、審査員特別賞に各学年から1作品ずつ、審査員特別賞3作品、すてきなデザイン・アイデア賞に219作品が選出され、東京都からは243校41万5706人が参加し、5人がすてきなデザイン・アイデア賞に選ばれた。
「文部科学大臣賞」受賞作品は、1年生の部が “手を動かすところが難しかった” という鈴木あんなさんの「ピアノコンクール ~めざせ!全国大会!!~」、2年生の部が昆虫の世界を表現した豊島絢人さんの「こん虫ワールド」、3年生の部がチョウチンアンコウが魚を食べるところをイメージした小林優希さんの「ちょうちんあんこパニックちょきんばこ」。
4年生の部が爬虫類展で見た大きなカメをモチーフにした前原理乃さんの「ケヅメリクガメの貯金箱」、5年生の部がセミを捕まえる時のドキドキ感を表したという尾崎誠太さんの「セミほかくチャレンジ」、6年生の部が毎年おじいちゃんと貯金箱を作っている谷口心陽さんの「はらぺこカメレオン」の6点。
参加者ひとりにつき10円がゆうちょ銀行から公益財団法人日本ユニセフ協会、独立行政法人国際協力機構(JICA)、公益財団法人ジョイセフに寄付され、開発途上国・地域の生活向上や環境保全、教育のための活動支援に役立てられる同コンクール。今年の年末年始はカレンダーの並びが良いことから “奇跡の9連休” といわれ、例年より多くの入賞者やその家族が会場を訪れているという。