本田圭佑と武藤嘉紀がSNSで白熱の宿題論争…「宿題は嫌ならやらなくていいのか」…支持を受けたのは?
本田も黙ってはいない。 約30分後に持論を込めたツイートを再び投稿する。もっとも、2人の間でやり取りされたツイートは、次の83文字が日本時間17日午前零時の時点で最後になっている。 「んー俺らが人生の宿題を理解できないのは、考える力が身に付かない教育を小さい頃から常識として植え付けられてるからなのよね。無意識に創造性に限界を設定してしまってるのよ。」 世界が新型コロナウイルス禍に見舞われていた先月下旬に、本田はスマホなどを通じて音声コンテンツを定額配信するサービス『NowVoice』を立ち上げた。盟友の長友佑都に加えて、MLBのダルビッシュ有、テニスの錦織圭、競泳の池江璃花子ら日本を代表するアスリートが自らの声を届けている。 アスリートのなかには本田も含まれている。6分弱にわたって語る最新コンテンツ「宿題は自分で決めさせて、もし嫌ならしなくていい」では、嫌々やらされているだけで何の意味もなかった、と位置づける自身の小学生時代の経験を踏まえた、ツイートよりさらに踏み込んだ言葉を残している。 「嫌な子に関してはどこかでタイミングが来れば、もっと深く追求したいジャンルに出会うかもしれない。それが人それぞれに個人差があって、早く自分が好きなものを見つけられる子もいればそうじゃない子もいる。そうじゃない子に関して言えば、慌てて学校の方針だからと言って、無理やり将来役に立つかどうかわからない宿題をバンバン出しても逆効果だと思いますね」 「宿題に関しては、本当に自分が必要と思ったらやればいいんですよ。そうじゃなければ、僕は先生側も理解を示して、本人がどういったことならもっと自分で学んでいきたいのか、学びたがっているのかということをしっかり観察しながら、それに合わせればいいんじゃないかと思います」 一部を抜粋すればこうなる本田の音声は最初のツイートに埋め込まれていて、無料で聴くことができる。ここへ誘導する狙いがあったのかもしれないが、ツイート自体が言葉足らずだったこともあり、冒頭の「学校の宿題は嫌ならやらんでいいと思う。」が独り歩きしてしまった感は否めない。