あのコと迷い込んでみる? アジアンリゾートのような隠れ家タイ料理レストラン
気温と湿度が上がると食べたくなるアジアンフード。その点、代々木上原にオープンした「thalee ling(タレーリン)」では、フレンチベース&こだわり日本食材を使った新感覚のタイ料理を楽しめます。アジアンリゾートなお洒落な雰囲気も、デートを盛り上げますよ! 渡辺ゆり子の「東京ヨコシマレストラン」
本誌LEONでYULI*YULIとして長きにわたり、あらゆるジャンルのレストラン&バーを取材してまいりました“デート・コンシェルジュ”(略してデーコン)こと、渡辺ゆり子が、本当にデートで使えるお店の選び方をわかりやすく御指南します!
新ジャンルの“ジャパタイ”料理って!?
夏になると無性に食べたくなって、女子が大好きな食べ物と言えば、アジアンフードですよね。つまりこの時季、デートのお誘い文句のフックとしてポイント高い! しかもリーズナブル……とはいえ、正直、美味しくてもインテリアがデート向きじゃないお店が多いのも事実です。その点、今回ご紹介するタイ料理レストラン「thalee ling(タレーリン)」はお料理も内装も洗練されていて、夏のデートにぴったりなんです!
まず、お洒落レストランが多い代々木上原エリアという点で、女ゴコロに刺さります。駅から徒歩7~8分ほどの住宅街にひっそりと佇んでいるのも、隠れ家感があってワクワクしちゃう。 目印は緑が生い茂るアプローチ。入り口付近にある小さな看板を見つけたら、中へ入ってみましょう。まるで、ガーデニング好きなお友達の家を訪ねるかのような気分です。
店内に入ると、ウッディなテーブルや床、暖かな照明が織りなす異国情緒溢れる空間が広がり、ふたりのテンションも自ずと上がるはず!
タイ語の店名「タレーリン」の“リン=猿”にちなんだアートも素敵。オーナーのセンスの良さが伝わってきます。 そして、弱冠27歳の若きシェフ・渡部 雄氏が創り出すタイ料理は、とっても独創的。フレンチの名店「アラジン」で修行するなどフレンチベースの技術に、タイ料理の技法をミックスさせながら、ユニークなメニューを季節ごとに次々と生み出していきます。私たち日本人好みに仕上げるジャパタイ(ジャパンとタイ)・キュイジーヌという新ジャンルに挑戦しているのだとか。 ランチはアラカルトもありますが、夜はコースのみの提供。イマジネーション豊富な渡部シェフが繰り出すメニューの内容は、約2カ月ごとに変わる予定です。