大阪府・吉村知事が定例会見4月28日(全文2)根拠をできるだけ丁寧に説明しようと
観光地の人出が大きく減少していない現状をどう見ている?
読売新聞:あともう1個、ゴールデンウィーク中の対策に関してなんですけども、人流を抑えると知事はかねてからおっしゃっていますけども、梅田とか難波とか、観光地の人出というのは一定程度は減っているわけですけども、大きく減少しているわけではないという現状があるんですけども、この現状について知事、どのように見ていらっしゃいますか。 吉村:まず多くの府民の皆さんにはご協力いただいていると思います。ただやっぱり、それは100%というわけにはなかなかいきませんけども、多くの府民の皆さんに外出の抑制、人流の抑制、接触の抑制、それにご協力いただいていると思います。企業の皆さんにもテレワーク、これは100%ではありませんが関経連、大小同友会、連名で7割のテレワークを積極的にやっていこうという、かなり強く動いていただいていまして、大企業を中心にテレワークというのが大きく進んできています。 そういった意味では、皆さんの協力を得て人出というのは大きく減っていると思いますが、まだやはりもう一段のご協力をお願いしたいと思います。特にさっきのグラフを見ても20代、30代でまだぴょこんと上がるような気配もありますし、若い世代の皆さん、このゴールデンウィーク、自分とは関係ないと思うことなしに、今、医療も極めて逼迫をしています。大切な人の命がなくなる可能性は十分あります。若い世代でも重症化します。ぜひこのゴールデンウィークについては自宅で過ごしていただきたいと思います。またそれも訴えていきたい、呼び掛けをしていきたいと思います。法的な義務ではないにしても、ここはぜひ今の現状を踏まえてご協力をお願いしたいと思います。
府外に何か呼び掛ける考えは
読売新聞:知事は呼び掛けを行うということなんですけども、例えばこういった府内の観光地とかに人が来ないように、何か府外の方に対してあらためて何か呼び掛けたりとかすることっていうのはお考えはあるんでしょうか。 吉村:もうそこは関西広域連合で、府県をまたぐ移動はもうやめましょうと、ゴールデンウィークにはもうそういったことはやめましょうというのは広域連合でもお伝えもしていますし、僕からも大阪府外の皆さん、今、関西圏は非常にこのN501Y、変異株が広まっていますから、この関西圏において不要不急の外出の自粛、ぜひそこは控えていただきたいと思います。特にゴールデンウィークにあるのは大阪府外から府内に入る、ここは大型の商業店舗であったり、テーマパークであったりというのは休業いただいていますので、逆に大阪からいろんなレジャー目的で集団で近隣県に行くということもゴールデンウィークによくあるんですけど、ここは本当に控えてもらいたいと思います。 司会:次の方、お願いいたします。手をあげてください。じゃあ毎日さん。