エディター・川口ゆかりの「ブリスベンの自然とワインを満喫する大人旅」
独身時代から数えると、かれこれ4度目となるオーストラリア。今回は青空が広がるブリスベンの街へと足を運びました。人口160万人以上を抱え、オーストラリアの第3の都市として知られるこの場所は、日本から直行便で約8時間半、時差はプラス1時間と時差ボケの心配もなく、非常にアクセスしやすいデスティネーションです。
ブリスベンを訪れたのは、春の訪れを感じる季節
この街の魅力は、洗練された都市の雰囲気と豊かな自然が調和しているところ。治安も気候もよく、街の至る所に広がる緑地や華やかな花々が咲く公園では、人々の笑顔があふれていて。とにかく心地がいい。だから、「次の休みはどこに行こうか?」という話になると、真っ先にオーストラリアが候補にあがるのです。
ブリスベンを象徴するストーリーブリッジ
ブリスベン中心部を流れる大きなブリスベン川に架かる橋の一つ、ストーリーブリッジ。川沿いにはおしゃれなカフェやレストランが数多く並んでいて、ぶらりと散策するだけでも心が躍ります。水辺の風景を眺めながら、センスの良いカフェのテラス席で一息つくもよし、地元の食材が楽しめるレストランで贅沢なひとときを過ごすもよし。
実はこの旅に出る直前、悲しい出来事に直面して心身ともに疲れ果てていたのですが、ブリスベンの陽の光を浴びて街を歩き、素敵なカフェで出来たてのパンやコーヒーを楽しむ。どこにいってもオージーはフレンドリーであたたかくって。そんななんてことない日常に触れていたら、徐々に元気に……。今回のブリスベンはココロと身体をリセットする旅となりました。
ステイ先は5つ星ラグジュアリーホテル「ザ・スター・グランド・ブリスベン」
海外旅行の醍醐味は異国の地を巡ることですが、時には魅力的なホテルから一歩も出たくない衝動に駆られることも。今回宿泊した「The Star Grand Brisbane(ザ・スター・グランド・ブリスベン)」は、まさにそんな場所。 客室からの眺めは息を呑む美しさで、窓の外に広がる街の景色を眺めながら、ゆったり過ごす時間は日々の疲れも忘れさせてくれます。 2024年8月末に開業したばかりの新しいホテルなので、ここを訪れる日本人観光客はまだ少ないと思いますが、贅沢な時間を過ごせるこの場所は、今後日本人観光客の間でも人気スポットになること間違いなし。「ここに泊まるために再びブリスベンを訪れたい!」そう思うほど、素敵なホテルでした。