つけて後悔の建材&設備4つ。注文住宅に住んで4年、窓と扉は残念すぎた
家づくりで意外に失敗しがちな、建材や設備選び。3年前に地元工務店で、2階建ての注文住宅を建てたライターも、後悔しているものが4つあります。それは、土間収納とランドリールームの窓、憧れでつけたウエスタン扉、床暖房。設置したのに結局まともに使ってなくて、おカネを損した! 残念な失敗談を語ります。
設計に10か月ほどかけたわが家。それでも後悔が…
わが家は、筆者夫婦と子ども2人(11歳と7歳)の4人家族。家づくりの際に、28社のハウスメーカーを見学。3年前に地元工務店で、2階建ての注文住宅を建てました。 1階には、LDKと小上がりの和室。浴室、脱衣所、洗面所、ランドリールーム、トイレ。そして、玄関からキッチンにつながる土間収納があります。 また、2階には、寝室と子ども部屋2つ、ファミリークローゼットとトイレのほか、フリースペースをつくりました。 設計に10か月ほどかけて、いろいろと考えた家ですが、それでも採用した設備や建材で後悔していることがあります。理由とともに詳しく紹介していきます。
いいことなし!採光のためにつけた土間収納の窓
わが家は、土間収納にも採光のための窓(写真の中央のあたり)をつけました。しかし、窓を1つ設置したところで、土間スペースはたいして明るくなりません。結局、昼間でも必ず電気をつけることに。 そんな窓でも、日光が入ってくるので、保管しているものが日焼けしてしまいます。さらに保管したものを奥に押すと、棚から窓枠へ落ちてしまうのです。落ちないように入れるのも面倒。落ちてしまったものを拾うのはもっと面倒! そもそも窓がある場所は、棚の奥。手が届きにくいし、あけにくいです。ですから、空気の入れ替えで窓をあけることもありません。 写真のように、日差しを防ぐためと、窓側に落ちないよう、棚と窓の隙間に卵の販売で使われているクッション材を詰めているという、残念な状態です。土間収納の棚の奥に窓をつけたのは、大失敗でした。
憧れで設置したウエスタン扉はジャマなだけ!
インスタで見つけてひと目惚れしたウエスタン扉(西部劇に出てくるバーの出入り口に使われるスイング扉)。どこかに設置したいと考えていました。そしてつけたのが、玄関から土間収納につながる部分(写真)。高さもあって見た目はとても気に入りました。ただ住んでみるとこれも大失敗。 土間収納には釣り道具やキャンプ道具など、アウトドア用品を中心に収納しています。そのため出し入れの際には、両手に荷物を持って行き来することが多いのです。しかし、ウエスタン扉をあけっぱなしにすることはできません。毎回パタンパタンとなって、非常にジャマだし、ストレスです。 見た目で選んだのが失敗でした。天井づけのロールカーテンにすればよかったと後悔しています。