【大村ボート(ナイター)一般】地元の山口裕二は「Sを全身全霊で」意地の優出一番乗り
<25日・大村ボート・4日目> 山口裕二が優出一番乗りを決めた。3日目は大混戦の予選を3位で通過して、1号艇をゲット。「内だったら仕事できるし、逃げられる足はある。Sは全身全霊をかけて行きました」と地元の意地でコンマ07のトップS。1M先マイを果たし、最後まで先頭を守り切った。 優勝戦は2号艇。S力だけでは切り抜けられない。「今節はペラをいろいろやったけど、抜けたところは感じられない。部品は換えないと思うけど、本体をバラして洗浄してみる」と、地元の牙城を守るために最後まで機力アップに励む。「下がりはしないので今の足でも十分ですけど、ターンの食いつきが欲しい。思ったより1艇身外に行っているような感じがする」と回り足の上積みを求める。 とはいえ、最後はSを奮発しないと戦えない。「準優のSは気持ち良く行けた。優勝戦も頑張っていきたい」と、勇気を持ってVへと踏み込む。