17歳成田、33歳鈴木ら五輪へ 競泳代表選考会、大橋は落選
競泳のパリ五輪代表選考会第3日は19日、東京アクアティクスセンターで行われ、女子400m個人メドレーは17歳の成田実生が4分35秒40の高校新記録で1位となり、2位に入った谷川亜華葉とともに派遣標準記録を突破して代表に決まった。成田は初代表で、谷川は2大会連続。東京五輪覇者の大橋悠依は4位に終わり、この種目での代表入りを逃した。 パリ五輪、選手団の主将廃止へ JOC、負担軽減が目的
女子100m平泳ぎでは鈴木聡美が1分5秒91の1位で、2位の青木玲緒樹とともに代表入り。33歳の鈴木は競泳の日本勢で史上最年長の五輪代表で、2大会ぶり3度目の出場となる。青木は2大会連続。 男子の200m自由形は2019年世界選手権銀メダリストの松元克央が1分45秒29でトップとなり、2大会連続で代表切符をつかんだ。100m背泳ぎは松山陸が53秒72で1位だったが、派遣標準に届かなかった。五輪4大会連続出場の34歳、入江陵介も2位でこの種目での代表入りを逃した。 男女の200m自由形それぞれの上位4人は、大会後発表のリレー代表に入る可能性がある。