子どもが眠くなる環境づくり、寝室だけではダメだった! 一級建築士ママが教える、今すぐできる「早寝のコツ」
こんにちは。一級建築士として住宅に関するお仕事をしながら、7歳娘と4歳息子を子育て中のともです。 早速ですが、皆さんのお子さんは冬休みからの流れで生活リズムが乱れていませんか? そんな新学期に重視していることが「早寝」です。長期休み明けに生活リズムの乱れから体調を崩さないためにも、十分な時間と質の高い睡眠をとることが大切だと思っているからです。 【前回はこちら】「子どもがなかなか寝ない」原因は“照明”にある!? 一級建築士が語る新学期に“早寝”で体調を整えるコツ しかし実際は、早く寝ようと布団に入っても「なかなか寝付けない」というお子さんは少なくないはず。まして冬休み中の夜更かしで生活リズムが崩れていたら、なおさらですよね。 子どもの寝かしつけに頭を悩ませている方や、新学期に生活リズムを取り戻すために十分な睡眠を叶えたい方のために、おすすめしたいのが「照明の工夫」です。今回は、今すぐ実践できる「照明×早寝」のコツをご紹介します。
寝室の明かりだけ工夫するのではダメ!?
早寝が目標なら、寝室の照明に配慮すればOKだと思いますよね? でも、残念ながらそれだけでは足りません。「さあ寝よう」と寝室に行ったに照明が暗い……、それでは、ある意味手遅れなのです。 注目するべきは、お子さんが寝る1~2時間前に過ごす部屋の照明です。わが家がそうであるように、リビングで過ごしているご家庭が多いのではないかと思いますが、その部屋の明かりをどうするかが入眠にとって非常に重要なのです。 寝る直前だけではなく、寝る1~2時間ほど前から照明を控えめにすることで、メラトニンが分泌されやすくなるだけでなく、副交感神経が優位になってリラックスモードに移ることがき、眠りにつきやすくなるのです。
部屋を段階的に暗くすることで眠くなる!
部屋を段階的に暗くすることで、入眠モードにスムーズに切り替えていくことができます。ここで実際にわが家がやっている方法をご紹介しましょう。 わが家のリビングには3か所に照明があります。 (1)テレビボード上ダウンライト (2)スタンドライト (3)吹き抜けのシーリングファン間接照明 (1)、(2)、(3)の順番に少しずつ消灯していきます。