反撃能力について「検討を加速し、年末までに結論」松野官房長官会見12月2日(全文)
巡視船「きりしま」退役に何を思うか
記者:フリーランスの安積です。2001年に奄美大島の沖合で北朝鮮の工作船との銃撃戦があったわけなんですけども、このときに参加した海上保安庁のきりしまが、このたび退役したということなんですけども、この事件、非常に日本の安全保障、それから危機感といいますか、国民的な危機感が一変した事件だと思います。きりしまの退役に関して、1つの時代が終わった、次の時代に入っていくのに関して、日本の安全環境はかなり変わっていると思いますけども、長官のご所見をお願いします。 松野:日頃からお話をさせていただいていますとおり、わが国を巡る安全保障環境は急激に変化をし、厳しさを増しています。その激変する安全保障環境に対応するため、今回、年末に向けての防衛3文書の作成等によって対応をしているところであります。 男性:ありがとうございました。 (完)【書き起こし】松野官房長官会見12月2日