防衛力の維持、強化は「自衛隊最高司令官の使命」岸田首相会見12月10日(全文1)
未来の世代に責任を果たすため、協力いただきたい
そして個人の所得税の負担が増加するような措置は取らないこと、また来年度から増税を開始することもないということを申し上げているところです。国民の皆さまに、私たちの今の平和で豊かな暮らしを守るために、また私たちの世代が未来の世代に責任を果たすために、ご協力をいただきたいと考えています。 いずれにせよ、与党税制調査会で丁寧に議論をしてもらいます。国民の皆さまには引き続き丁寧に説明をさせていただきたいと思っています。なお、ご質問にあった解散総選挙についてはまったく考えておりません、以上です。 司会:続きまして幹事社の日本テレビ、平本さん、お願いします。
内閣改造で体制を立て直す考えは?
記者:総理、日本テレビの平本です。よろしくお願いします。臨時国会で野党側は、秋葉大臣の更迭を求めていました。さらに国民民主党の玉木代表の入閣についても一部報道がございました。先ほど総理がおっしゃったように、年末年始は非常に政治課題が山積ではありますが、秋葉大臣の交代でありますとか、もしくは国民民主党の玉木代表の入閣も含めた、この内閣改造を行うことで体制の立て直しを行っていくお考えはありますでしょうか。 岸田:まず幾つもの内外の難局に同時に直面している中で、それぞれの難題に正面から立ち向かい、国民にベストな結果を1つ1つ出していかなければならないと思います。そのために適材適所でベストな体制を組み、内閣総理大臣として先頭に立って取り組んでまいります。こうした基本的な姿勢を徹頭徹尾貫いてまいりたいと思います。しかしながら現時点で内閣改造については考えておりません。これは従来から申し上げているとおり、内閣改造について私自身まったく考えていないということであります。 司会:ここからは幹事社以外の方からご質問をお受けいたします。ご質問を希望される方は挙手をお願いいたします。こちらで指名いたしますので、マイクにお進みください。それではフジテレビの瀬島さん。