堀江貴文氏 国民民主の「103万円の壁」論をバッサリ「みみっちい話 どうでもいい」手取り増求める声に具体的指南も
実業家の堀江貴文氏が15日、自身のYouTubeチャンネルで、国民民主党が主張する「103万円の壁の引き上げ」について、持論を述べた。 【写真】取材に応じる玉木代表 「年収の壁」引き上げ巡る試算に不安の声も 「自分にはあんまり関係ないから、ちゃんとは調べていない」と話しつつ、「(手取りが)ちょっと増えても税額何千円とか1万円とか、せいぜそのぐらいのみみっちい話なんだよね」と指摘。103万円を超えても、さまざまな壁があり「ごちゃごちゃして、でも最大の問題は結局、社会保障費なんですよ。要は国家予算の中に含む社会保障費、プラス年金とか健康保険とか別会計でやってるから、めちゃくちゃややこしいんだけど、国家予算の規模超えてるんだよね」と話した。 2024年の国家予算は112・5兆円、厚生労働省によれば社会保障の給付金は137・8兆円と、確かに超えている。また、社会保障給付金は税収で5割、4割強は国債でまかなわれている。 堀江氏は、「これをとにかくバッサリやらないとどうにもならない。永続的に必要な財源なので、国債で一時的にまかなえるようなものではない。小手先の改革ではどうにもならない」と話し、「103万円の壁とか、どうでもいいと思う」とぶった切った。 その上で、「それでも、もうちょっと働いて5000円とか1万円とか増やしたいなと思っているあなた!」と画面を指さし、「携帯代を見直せ」と主張した。