菅首相が記者会見12月25日(全文3完)水際対策はしっかり早急にやっていきたい
いろんなシナリオは考えておくべき
尾身:そのことは、今いろんな、今、感染の力が極めて強いということはどうもわれわれもそうだと思います。それ以外の、例えば重症化が今までよりも、同じ10人感染した、その何割がということについては、まだこれはしっかりしたエビデンスがないし、このことがワクチンを、今、逃亡とおっしゃりましましたね。その可能性はありますけど、そういうことが今起きているかどうかは少しまだ判断をするのは時期尚早だと思います。ただその可能性については、これは危機管理の要諦ですから、最悪のことも当然考える。そういうことも想定して、いろんなシナリオは考えておくべきだと。 インディペンデント・ウェブ・ジャーナル:検討されていく。 尾身:それは検討すべきだと思います。それは今ある、これからいろんな外国のワクチンがどういう性質によるかにもよりますね。 司会:先生、失礼いたしました。それでは大変恐縮ですが、時間の関係がございまして、最後の1問とさせていただきます。それでは朝日の星野さん、お願いします。
安倍前総理は説明責任を果たしたと感じるか
朝日新聞:朝日新聞の星野です。よろしくお願いします。先ほど幹事社の質問で回答漏れが1点ありまして、今日の安倍前総理の国会答弁等について、きのうの記者会見もそうなんですけども、説明責任を果たされたかどうか、どう感じられているかということをまずお伺いしたいのと、その理由をお聞かせいただけますでしょうか。 菅:説明責任を果たされたかどうか。今回のことにおいて安倍前総理は記者会見をされて、そして国会の求めに応じて、今日国会で説明をされているというふうに思っています。ですから、そのことにおいて説明はされてきたんじゃないでしょうか。今日、中身についてはテレビ見てませんでした。いずれにしろこれから、そこはしっかり精査したいと、こういうふうに思っています。 司会:それでは大変申し訳ございません。時間の、次の予定がございまして、会見のほうは終了させていただきます。今、質問希望して挙手されている方、たくさんおられますので、各1問、後ほど事務局のほうにメールでいただきますれば、またこちらのほうで総理のお答えを書面で返させていただきますので、どうぞご理解いただきますようにお願いを申し上げます。 記者:締め切りみたいなものはありますか。メールの。 司会:それに関しましても後ほどメールでお知らせをしたいと思いますので、そちらのほうをご覧いただければと存じます。それでは以上をもちまして、本日の総理記者会見を結ばせていただきます。さまざまご協力いただきましてありがとうございました。では以上で終了いたします。 (完)【書き起こし】菅首相が記者会見12月25日