トリエンナーレ訴訟「裁判官はのりを超えた」名古屋・河村市長会見6月13日(全文1)
税金の使い道をチェックするのが仕事
ということでございまして、大きい争点は、公共事業性を否定したけれども、もうちょっと調べないかん、朝日がこの間なんか言っとったけど、昔、名古屋の「デザイン博」のときに、あれ、外郭団体でやったんだよね、確か。外郭団体でやったんだけど、その支出はやっぱり市が責任を持つべきだと。外郭団体でやったとしてもですね。市のいわゆる公共事業だと認めた最高裁の判決に反するんじゃねえか、これはということが1つと。 わし、どう考えても、名古屋市長をやらさせていただいとるわけですわ、給料800万ですが。だで、税金の使い道については、私、適正なチェックといいますか、することは仕事でしょう。いったん契約したとしても、そんなの、反日プロパガンダといわれるようなのを全然知らせずにやったときに、何も言えんのですか、本当に。なんかそういうことを言うのは芸術に反し、軽々しく言うなと書いてありますよ、判決に。私、軽々しかったんですかね。名古屋市の検証委員も、これは市が3300万払わなくていいというふうに言いましたけど、名古屋市と検証委員会の判断、軽々しいんですか、あれ。それとも3人の裁判官が、上のところにおりましたけど、彼らの判断は重々しいんですか。なんなんですかね、いったい、本当に。 だからちょっとなんか間違えたんじゃないのかと。表現の自由と、それから税金の使い道についてどう考えるかというとこら辺が争点になり、裁判官は自分ののりを超えたと思いますよ、このたび。市長の代わりをやってしまったと思いますね、私は、これは。そこら辺が争点になってくるということで今、検討中でございます。50日後までに理由書を出すということで、状況については、非常に大きいですから、また報告をさせていただきます。それで市民の皆さんがどう考えておられるかについても調査を一遍させていただくというふうに思っております。以上でございますか。以上でございますね。はい、すいません。 【書き起こし】名古屋・河村市長会見6月13日 全文2へ続く