レアル・マドリードGKルニン、クルトワからポジションを奪うことを誓う「僕はここでナンバーワンになれる」| ラ・リーガ
レアル・マドリードGKアンドリー・ルニン(25)は、同クラブで正GKの座を奪取する意欲を示している。 今夏にレアル・マドリードとの契約を2030年まで延長したルニン。GKティボ・クルトワ(32)という絶対的な守護神がいながらも、他クラブに出場機会を求めず残留を決断したわけだが、選手本人にこのまま第2GKであり続ける考えはないようだ。 クルトワが負傷中のために2日のチャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第2節、アウェーでのリール戦(0-1)に出場したルニンは、試合後このように語っている。 「契約延長はクラブからの信頼の証だ。僕は入団初日から、マドリードこそが夢のクラブなんだと言ってきたはずだ。もちろん誰も僕にプレゼントはくれない。それでも、自分に何ができるかは皆が見てくれたはずだ」 「僕はここでナンバーワンになれる。クルトワに最大限の敬意を払うが、ポジションを勝ち取るために闘っていくよ」 「個人的なことを言わせてもらえば、再びプレーすることができてうれしかった。でもその一方で、クルトワが早く回復するよう願わせてもらう」 「重要なのは勝つことだったが、そうはできなかった。だから幸せだとは言えない。僕たちはいつだって勝利を望んでいる。どのスタジアムであろうとね」 2018年にレアル・マドリードに加入し、その後レガネス、バジャドリー、レアル・オビエドとレンタル移籍を繰り返したルニン。昨季には前十字靭帯断裂の重傷を負ったクルトワに代わってレアル・マドリードのゴールを守り、ラ・リーガ優勝やCL決勝進出の立役者となった。だがシーズン終盤にはクルトワが復帰して、CL決勝はベンチから試合を見守ることに。それでも自身に確かな実力があることを示したシーズンとなった。