「似ている形でバリエーション」スタイリストに聞いた「使えるカラーセーターの選び方」
GISELeスタイリストが今、リアルに欲しいニットを調査。さらに、私物ニットから欠かせない相棒、インスピレーション源まで、ニット周辺の個人的こだわりにもせまります。 ※商品クレジットのないものはすべて本人私物です。 ≫【写真・ニットのプライスや詳細▶スタイリングも含めた全15点の一覧】「ベーシックカラー全般に似合う色」スタイリストに聞いた「着なくならない」使えるカラーセーターの選び方 (スタイリスト・岩田槙子さん)女らしさとモード感をMIXしたキレイめスタイルに定評あり。数多くのモノトーン企画を担当してきた一方で、自身はヴィンテージライクな柄物をとり入れたスタイリングも大好き。 【POINT】シルエットや素材に合わせて、1着1着に役割を □似ている形でも細部でバリエーション □今季はボリューミィなざっくり編みが気になる □指先までニットのことを考えたトータルバランス 「全体のシルエットや首元に着目して選ぶことが多いけど、特定のテイストにしぼって見定めていないため、キレイめのVネックもあれば、ルーズな色物も好きで、幅広く着ているほうかもしれません。着方のバリエーションを持たせようとせず、お気に入りのポイントを見つけたら、その特長を生かした着方をずっと楽しむ派。最近はぽってりした丸い形に目が行きます」
■派手じゃないカラフル マルチカラーニット/LES TRICOTS D’O(THIRD MAGAZINE) 「1色1色は目立つ色が使われているけど、混ざり合うことで中和されて逆に使いやすい。ニットのやわらかなグラデーションを生かし、全アイテムをマイルドカラーでまとめるのが気分」(岩田さん) ■冷たくない寒色 ブルーベリーセーター/SAYAKA DAVIS(ショールーム セッション) 「冬らしいニュアンスのあるニットであえての寒色が新鮮。ブラウンとの合わせがイチオシです」(岩田さん) ■コートを脱いだら1枚でもつくすみピンク ピンクカーディガン/デミー バイ デミリー(RHC ロンハーマン) 「ラブリーにならないサーモンピンク。こんな色を探していました」(岩田さん)
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