煙草をやめましたが、代わりにキャンディを舐めるようになりました。体に悪影響はあるでしょうか?また、どれだけ節約になっているでしょうか?
禁煙するためにたばこの代わりとして、飴やガムなどを食べるようになった方も多いのではないでしょうか。 本記事では、たばこをキャンディに置き換えた場合の健康への影響や経済的な節約効果について解説します。また、禁煙による影響やキャンディの過剰摂取のリスクについても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
禁煙でキャンディを舐めるのはあり?
まずは、禁煙でたばこをキャンディに置き換えた場合の経済的効果についてみていきましょう。代表的なたばこ(580円)を1日1箱買った場合、1ヶ月あたりの費用は次のとおりです。 580円×30日=1万7400円(月間) キャンディは、1個あたり5グラム、1袋あたり20個入りの税込200円と想定します。たばこ1本につきキャンディ1個を置き換えた場合は、次のようになります。 200円×30日=6000円(月間) 1ヶ月あたりの負担は約1万円減少しますが、禁煙の影響からキャンディを食べ過ぎてしまった場合には、負担が増加する点に注意が必要です。
たばこをやめると太る仕組み
たばこの代わりをキャンディに置き換えた場合、糖分を摂取することによって太るのではないかと心配な方もいらっしゃるのではないでしょうか。 禁煙を始めると体重が増加するケースは珍しくありません。禁煙当初は体重が増加するものの、ある程度で増加は止まり、減少しはじめるとされています。禁煙することによって太りやすくなるのは、次のような理由があると考えられています。 ・ニコチンに抗肥満作用がある ・味覚や嗅覚の改善により食欲が増進する ・胃の調子が良くなることで栄養分の吸収が促進される ・禁煙によって食事回数が増加する ・禁煙によるストレスで精神的な安定を求めて食べてしまう
キャンディは一日に何個まで?
たばこをキャンディに置き換える際に、一日に食べてよい量を把握しておきましょう。 キャンディを食べる場合、適量であれば問題ありませんが、総カロリーが200キロカロリーを超えてしまうと肥満のリスクが高くなる恐れがあります。 キャンディ1個あたり約50キロカロリーとされていることから、4個摂取すると、すでに200キロカロリーを超えることになります。たばこ1本をキャンディ1個に置き換えた場合、一日にたばこを20本吸う人はキャンディを一日20個摂取することになるため、キャンディを過剰摂取することになるのです。