煙草をやめましたが、代わりにキャンディを舐めるようになりました。体に悪影響はあるでしょうか?また、どれだけ節約になっているでしょうか?
糖分の過剰摂取に注意
世界保健機関(WHO)によると、糖類摂取量は一日25グラムまでであれば健康増進につながるとのことです。キャンディ1個あたりの糖質は3~4グラムであるため、8個以上摂取すると過剰な糖分摂取となってしまいます。 日常的に多くの糖分を摂取している人の体内では、ホルモン反応が波のように起こり、元気になったり、ダウンしたりを繰り返すがという特徴があります。これによってさらに糖分を求めてしまい、より過剰摂取を促進してしまうのです。 また、糖分の過剰摂取によって、今までは2~3個で満足できていたものが、糖に対する耐性がついてしまうと、多くの糖分が必要になってしまう恐れがあります。 1日2~3個程度で禁煙を継続できるのであれば問題ありません。しかし、何個も食べてしまう場合には、キャンディ以外の禁煙方法を検討する必要があります。
キャンディ以外の禁煙方法も検討しよう
たばこをキャンディに置き換える場合、コスト面ではメリットがあります。しかし、カロリーや糖分を考慮すると、キャンディのみでは健康面に影響を及ぼす恐れがあるため注意が必要です。 禁煙によって自身の健康を維持するためにも、キャンディ以外の禁煙方法も検討してみましょう。近年はさまざまな禁煙グッズが販売され、次のようなおすすめアイテムがあります。 ・ニコチンなしの電子タバコ ・禁煙パイポ ・茶葉スティック ・ニコチンガム ・ニコチンパッチ たばこを「吸う」ことが習慣となってしまっている方であれば、電子タバコや禁煙パイポなどがおすすめです。「吸う」ことにこだわりがなく、ニコチン依存を解消したい方は、ニコチンガムやニコチンパッチも効果が期待できます。 もしも本格的に禁煙したい場合には、禁煙外来に通うことも検討してみましょう。 出典 内閣府 食品安全委員会 世界保健機関(WHO)、ガイドライン「成人及び児童の糖類摂取量」を発表 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部