さすがにヤバすぎる! 第2次トランプ政権"ドリームチーム"大解剖!!
大統領選挙を制し、第2次政権のメンバー集めに奔走するトランプ。徐々にそろってきた顔ぶれを見たら、「え!? その人がそこに!?」とびっくり仰天の人選ばかり......。彼にとってはドリームチームかもしれないけど、第1次政権よりもカオスになりそうな予感!! 【写真】びっくり仰天! 第2次トランプ 政権“ドリームチーム”の顔ぶれ ■各分野のエースがそろったまさにドリームチーム!? 念願の大統領返り咲きを果たし、1月20日の大統領就任式に向けて政権移行の準備を着々と進めるドナルド・トランプ。その新政権を支える主要スタッフの顔ぶれが徐々に明らかになってきた。 「まさにやりたい放題のメチャクチャな人事ですが、トランプから見たら『ドリームチーム』といえます」と語るのは、アメリカ現代政治が専門の国際政治学者、上智大学総合グローバル学部教授・前嶋和弘氏だ。 「彼が選んだ顔ぶれは何があっても自分に忠誠を尽くし、自分がやりたいことを分身のように動いて実現してくれる人物ばかり。2年後の中間選挙までに、バイデン政権がやってきたことを全部ひっくり返してやろうという意図がわかる人選です」 ■"クレイジー4" では、注目のポストを見ていこう。 「まずこの人事のヤバさが顕著に表れているのが、国防長官のピート・ヘグセス、保健福祉長官のロバート・F・ケネディ・ジュニア、そして国家情報長官のトゥルシ・ギャバードの3人。 米国内ではこの3人に、当初トランプが司法長官に指名したものの、未成年女性との淫行疑惑が指摘されて辞退した前下院議員のマット・ゲーツも加えて、"クレイジー4"と呼ばれていました。その筆頭は、やはり保健福祉長官に指名されたロバート・F・ケネディ・ジュニアでしょう。 無所属での大統領選への立候補から一転、トランプ支援に回った名門ケネディ家の問題児で、反ワクチンをはじめとした筋金入りの陰謀論者です。 特に健康や医療に関する陰謀論が多く、『ワクチンを打つと体内に追跡用のチップを埋め込まれる』『新型コロナは白色人種と黒人を狙って人工的に作られた』『Wi-Fiの電波でがんになる』『銃乱射事件は抗うつ剤が原因』など、根拠のない陰謀論をまき散らしてきました。 そんな人物が食品医薬品局(FDA)や疾病対策センター(CDC)、国立衛生研究所(NIH)を監督することになるという、冗談でも笑えないような人事だと思います」