さすがにヤバすぎる! 第2次トランプ政権"ドリームチーム"大解剖!!
さらに、トランプとウクライナのゼレンスキー大統領やトルコのエルドアン大統領との会談にも同席。独自にロシアやイラン政府の関係者に接触するなど、外交にまで首を突っ込み始めているらしい。 続いて名前が挙がったのは国家情報長官に指名されているトゥルシ・ギャバードだ。 「彼女は元民主党の下院議員で共和党に鞍替えしてトランプ支持者になったのですが、実はこの人、以前からCIAに『ロシアのスパイ疑惑』でマークされている人物でして、ウクライナ問題に関してもロシア寄りの発言が目立つことで知られています。 そんなロシアのスパイかもしれない人物が、CIAやFBIなどの情報機関を束ねる国家情報長官というのも、これまた相当クレイジーな話。果たして議会上院は承認するのでしょうか?」(前嶋氏) 一方、「トランプ政権にとっての重要度でいえば、マット・ゲーツに代わり司法長官に指名されたパム・ボンディにも注目です」と指摘するのは冷泉氏。 「バイデン政権の下でさまざまな犯罪の容疑で起訴され、一部有罪判決も受けているトランプにとって司法長官というのは最重要ポストのひとつ。今回のトランプ政権ではなんとしても自分に絶対服従を誓う人物を司法長官にする必要があったはずです。 その第1候補だったゲーツが未成年への淫行疑惑を指摘され上院の承認を受けるのが難しくなったため、代わりに指名されたのが、前フロリダ州司法長官のボンディで、当然、彼女の役割もトランプの忠実なしもべであることに変わりはありません。 具体的に言えば、トランプを犯罪の容疑から守ることはもちろん、2021年1月の連邦議会襲撃事件で刑務所に収監されているトランプ支持者たちに恩赦を与え、これまでトランプの訴追に加わった司法関係者への"報復"にも加担する役割を担うことになるでしょう。 トランプは以前から『バイデンこそ犯罪者だ。ヤツを逮捕して必ずマグショット(逮捕された容疑者が撮影される写真のこと。トランプも起訴された際に撮影された)を撮ってやる!』と語っていますから、私はその最終的な目標が、バイデンやその家族を犯罪者として訴追し刑務所に送り込むことなのではないかと考えています」(冷泉氏) ■テレビでよく見るおなじみの顔ぶれ トランプドリームチームの仰天人事はまだまだ続く。