「今年は4回落車して...」昨年の競輪祭ファイナリストが4か月ぶりに勝利、負のスパイラルから脱却へ/富山G3
富山競輪「開設73周年記念・瑞峰立山賞争奪戦(G3)」は31日、3日目を開催。1Rの一般戦に出場した簗田一輝(28歳・静岡=107期)に話を聞いた。 今年のダービー3走目に落車して以降は負のスパイラルに陥っていた簗田一輝が、鈴木陸来の先行に乗って4か月ぶりの白星を手にした。 「陸来とは初めてワンツーが決まったのでうれしい。良いレースをしてくれたし、カカリもよかったので」と後輩を称えたあと、自身の状況についても語った。 「1着は久しぶりですね。去年は競輪祭で決勝にも乗れたし、1月には競走得点も108点台まで戻せたんです。でも今年に入ってからは4回も落車していて…。去年までは2年くらい落車していなかったので、いかにケガなく走るかが大事ということに気づかされました。とにかく一戦一戦、体調とケガに気を付けて走り続けていきたい。そうすればまた108点くらいまで戻せると信じているので」 まだまだ復調途上ではあるが、この日の1着が大きな一歩になるはずだ。(netkeirin特派員)