舘ひろしも医学部受験2浪目に経験。浪人生の6割におとずれる「勉強離れ期」。一番多かった理由は?【浪人経験者へアンケート】
俳優の舘ひろしさんは、トーク番組『だれかtoなかい』(フジテレビ系)にゲストとして出演した際「父と弟が医師」であり医師家系出身であること、自身も医学部を受験した経験について語りました。さらに「1浪して、2浪目から東京で勉強しようと思って、そこから遊んじゃった」、「医者はあきらめて、僕は絵が好きだったから、一応、建築科の学生にはなったんです」と俳優として活躍する前の知られざるエピソードを明かしてくれました(2024年4月28日放送)。大スターも経験した浪人中の「勉強離れ期」は、なぜ起こってしまうのか? 無事に合格をつかむための対処法と併せて医学部受験、浪人生の受験事情について見ていきましょう。 都道府県「大学進学率」ランキング
少子化の影響により浪人生は減少傾向
日本では昨今、少子化の影響により「大学全入時代」ともいわれ、実際に政府管轄機関が公開しているデータによると「大学入学共通テスト」への志願者数の全体数及び、浪人生(※)の志願者数は減少傾向にあります。 (「大学入学共通テスト」へ志願者総数) 令和4年浪人者の志願者総数 530,367 人 令和5年浪人者の志願者総数 512,581 人 令和6年浪人者の志願者総数 491,913 人 (「大学入学共通テスト」への浪人者の志願者数) 令和4年浪人者の志願者数 76,785 人 令和5年浪人者の志願者数 71,642 人 令和6年浪人者の志願者数 68,220 人 ※ここで指す「浪人者」は「高等学校等卒業者」の区分のみに限定しています 〔出所: 令和6年度大学入学共通テストの志願者数について 、 令和5年度大学入学共通テストの志願者数について|大学入試センター(文部科学省) 〕 志願者の総数に対する、浪人生の割合は下記のとおりです。 (「大学入学共通テスト」へ志願者総数に対する、浪人生の割合) 令和4年志願者総数に対する浪人生の割合 14.5 % 令和5年志願者総数に対する浪人生の割合 14.0 % 令和6年志願者総数に対する浪人生の割合 13.9 % 浪人生の志願者数のみならず、総志願数に対する浪人生の割合も減少傾向にあることが分かります。