巨大ジャンクヤードで見つけた味わい深い廃車 40選 後編 静かに朽ちていくクラシックカー
マーキュリー・モントレー
ローナーズ・オート・パーツは、マーキュリー・モントレーの印象的なコレクションを誇っている。左上のクリーム色の個体は1969年製で、1971年モデルの上に置かれているようだ。右上の2ドアは1970年モデルだと思われるが、その下の車両の年式を特定するのは難しい。 モントレーの名前は1975年に廃止されたが、2004年にマーキュリーのミニバンで短期間復活した。
AMCホーネット
このような生い茂ったヤードではよくあることだが、我々取材班は下草に住むさまざまな生き物から身を守るため、しっかりと身体を覆うように気をつけている。蚊やダニはたくさんいたし、スズメバチもいた。 スズメバチといえば、1970年にAMCホーネットが発売され、事実上ランブラーの名を歴史に残すことになった。ホーネットのプラットフォームは、グレムリン、スピリット、イーグルなど、AMCの数多くのモデルの基礎となった。
フォード・コルティナMk1
ピントを発売する前、フォードは英国製のコルティナを輸入していた時期があった。売れ行きは芳しくなく、Mk1ワゴンをサルベージヤードで見つけるにはかなりの労力が必要だった。この1台はほとんど腐食しておらず、すぐに走り出せそうに見える。
三菱サッポロ
このモデルは欧州では三菱サッポロとして、米国ではダッジ・コルト・チャレンジャーとして、または写真に見られるようにプリムス・サッポロとして販売された。いずれも基本的なドライブトレインは同じだが、ダッジ版はパフォーマンスモデルとして、プリムス版はラグジュアリーモデルと位置づけられた。これは初代の2ドア・クーペで、リアが悲惨な目に遭った後、ローナーズの手に渡った。
ランブラー・クラシック・ステーションワゴン(1963年)
この1963年型ランブラー・クラシック・ステーションワゴンは、ヤードの片隅に放置されていたが、こうして見ると絵のように美しい環境に置かれている。その状態は嘆かわしいもので、車体は完全に変形しているように見える。この車両を破砕機にかけるべきでない説得力のある理由を見つけるのは難しい。