『妖怪ウォッチ』の新展開を5つのキーワードで総まとめ
新展開のキーワードその5~リアルな体験の創出
最後のキーワードは、“リアルな体験”の新展開。つまり、妖怪ウォッチの世界観を実際に体験できる仕掛けです。ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)とコラボレーションして、今夏に期間限定アトラクション『妖怪ウォッチ・ザ・リアル』を開催することが発表されました。 発表内容によると、このアトラクションのポイントは“ホンモノの妖怪に出会える”体験を楽しめるという点。アニメの世界観を精巧に再現した「妖怪ウォッチ」や「妖怪Pad」を使って、ゲームやアニメの世界に飛び込んだようなリアルな体験を楽しめるとのことで、USJからの中継でこの新アトラクションの制作が発表されたときには、この日一番のざわめきが起きていました。日野社長は「持つだけでワクワクする高い完成度の妖怪ウォッチと妖怪Padを使って、妖怪たちと出会える“極上の妖怪体験”を楽しんでほしい。アトラクション以外にも様々な企画を進行している」と語っています。
このように、ひとつの記事にまとめると膨大な量になってしまうほど内容が多い『妖怪ウォッチ』の新展開。子どもだけでなく大人が一緒になって楽しむことができるような新展開が多いのが印象的でした。発表された新ゲーム、新コンテンツのスタートがこの夏に集中していることから、今年の夏には“妖怪ウォッチ・ブーム”が更に大きくなりそうです。それぞれの新展開の詳細については「今後発表」とされるものが多いため、今後の妖怪ウォッチを巡る動きから目が離せません。 (執筆:井口 裕右/オフィス ライトフォーワン)