【体験談】「東京都で2900万円の注文住宅を建てた夫婦」後悔したポイントは?住宅の専門家が快適な住まいづくりを解説
注文住宅で後悔したポイント5:キッチンの壁材選び
「キッチンの油跳ねする部分の壁は、タイルなどの掃除しやすい素材にすれば良かったです…」 キッチンの壁材として使われる素材には、燃えにくいことや水に強いことが必要になりますが、汚れの付きやすいコンロ周りでは、さらに手入れがしやすいことが求められます。 これらの条件を全て満たすものには、タイルや不燃化粧板・ステンレス・ホーローなどのキッチンパネルと呼ばれている建材があります。 タイルは目地が汚れやすいので、掃除のしやすさを最優先するのであればキッチンパネルがおすすめです。 次章からは、注文住宅で「満足しているポイント」についてご紹介します。 住宅の専門家である筆者の経験から、さまざまなアドバイスを交えて解説していくので、ぜひ最後までご覧ください。
注文住宅の満足ポイント1:玄関スペースを大きくした
「玄関を大きく作ったので靴がたくさん置いてあっても邪魔にならず、来客時にも褒めてもらえるのが嬉しいです」 「玄関は住まいの顔」といわれるように、家の印象は玄関と外観で判断されることが多いようです。 玄関が広くて大きいと、来客からの印象が良いばかりでなく靴を楽に脱ぎ履きすることができ、小さな子どもがいても快適に外出の準備をすることができます。 また大型の玄関収納を設置することも可能なので、散らかりがちな玄関もすっきりと片付くことでしょう。 家族に車いすや松葉杖などを使用している人がいても動きやすいので、将来介護が必要になった時にも安心です。
注文住宅の満足ポイント2:壁をビニールクロスでおしゃれに
「壁をおしゃれなビニールクロスにしているので、洋風な雰囲気が気に入っています」 ビニールクロスは、ほかの仕上げ材と比較して安価ながらも色柄やデザインが豊富で、部屋のイメージに合わせて選択することができます。 シンプルな単色物から石目調や木目調、織物調、プリント柄のほかに、子ども向け のキャラクターとのコラボ商品などさまざまな種類があります。 また張り替えが容易なので、手軽に部屋の模様替えを行うことができます。