東大の院生が幼少期にやっていた「算数が得意な子」に育つ室内遊び
親子で一緒に遊べる時間は意外と少ない
えり:最後に、幼児や小学生を育てる親御さんにメッセージをお願いします。 中牟田先生:小学生も高学年になると塾や習い事で忙しく、ぼーっとする時間はなかなか取れなくなります。意外と一緒に遊べる時間は短いんですね。なので、一緒に遊べる間は、親子が「学びの共同体」として共に楽しんで生活して欲しいですし、些細なことで驚きの感情を共有したりして欲しいです。 インタビューを終えて… 子どもはしっかり遊ばせるのが大事、とは言いますが、具体的にどういう遊びが算数に繋がるのかイメージできてとても楽しいインタビューになりました。目の前の子どもを観察して、その子が「必然性を感じる目標」をいい塩梅で設定できる親でいたいな、と感じました。 みなさんは工作遊び、されていますでしょうか? おすすめの「工作グッズ」ぜひ教えてください。 お話を伺ったのは・・・ 中牟田宴子さん 九州大学文学部哲学科認知心理学専攻卒業(所属学会:日本教育工学会) 算数・数学塾を企画運営 NPO法人センス・オブ・ワンダー代表理事 東京大学大学院工学系研究科のゼミを担当 企業にSTEAMコンテンツを企画、提供 【Profile】えり先生(@tokyo_montessori_at_home) 小5女子、小2男子の2児の母。神戸大学卒業後、2008年リクルート入社。当時まだ珍しかった育休後のフルタイム復帰、リモートワークのフィジビリにも参加。仕事と家事育児の両立の途を率先垂範する。2018年同社退社後、日本モンテッソーリ教育綜合研究所にてモンテッソーリ教師の資格を取得。2020年モンテッソーリ教具の定期レンタルおよびオンラインサポートサービス「ビブリオテーカ」を開業、累計100家庭以上にサービスを提供。小4の娘が都内で中学受験予定