J.LEAGUE(ゲキサカ)

[7.20 J1第24節 G大阪 0-1 湘南 パナスタ] 　J1リーグは20日、各地で第24節を開催した。18位湘南ベルマーレは敵地で2位ガンバ大阪と対戦し、1-0で勝利した。 【写真】伊東純也がイメチェン「やっぱこうでなくちゃ」「カッコいい」 　首位FC町田ゼルビアの背中を5ポイント差で追うG大阪は、引き離されないために3連勝で勝ち点3奪取が必須に。下位に沈む湘南は、こちらも3連勝でJ2降格圏内からの脱出を狙った。 　試合は立ち上がりから激しい攻防となった。G大阪は中盤のMF鈴木徳真とMFダワンが攻撃の組み立てを担うと、2列目のMFファン・アラーノ、MFウェルトンがドリブル、パス交換で切り込んでいく。先頭のFW宇佐美貴史が流動的に動いてボールを引き出したが、ゴールが遠かった。 　対する湘南はボールを保持して試合の主導権を握ると、2トップのFWルキアン、FW鈴木章斗をターゲットにボールを前進。DFキム・ミンテを中心に堅く守り、左のMF畑大雅、右のMF鈴木雄斗が積極的な攻撃参加を見せた。 　湘南は前半14分、鈴木章が強烈なミドルシュートを放つも、ここはGK一森純の正面。G大阪は同26分、自陣中央のDF松田陸から前線にボールが入ると、右サイドを抜け出したウェルトンがドリブルで持ち込む。ゴール前に転がしたラストパスにファン・アラーノが飛び込んだが、シュートを打つことはできなかった。 　試合はスコアレスのまま前半を折り返すと、後半もアウェーチームが攻勢に転じた。湘南は後半6分、背後からのボールで右サイドを抜け出したMF池田昌生が鋭いクロスを入れると、ルキアンがヘディング弾。ダイビング気味に合わせたシュートは、一森の好セーブに遭った。 　徐々に盛り返したG大阪。後半10分には、立て続けの攻撃で相手ゴール前に攻め込むと、ファン・アラーノがペナルティエリア内右から柔らかいクロスを送る。ダワンが飛び込んで頭で合わせたが、ここはソン・ボムグンが鋭い反応を見せて弾き出した。 　試合は拮抗した展開に。すると先にスコアを動かしたのはアウェーチームだった。湘南は後半38分、右サイドから攻撃を仕掛けると、パスを繋いで逆サイドへ。ペナルティエリア内左に構えた畑がダイレクトで流し込み、先制に成功した。 　同点ゴールを目指すG大阪は終盤にかけて猛攻を仕掛けるも及ばず。湘南が1-0で逃げ切り、3連勝を飾った。湘南は暫定で16位に浮上している。