五輪テスト大会の談合疑惑「もう誠に遺憾」小池都知事会見11月25日(本文1)
東京都の小池百合子知事は25日午後、都庁で記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「東京都・小池知事が会見 新たな地下鉄線建設を発表(2022年11月25日)」に対応しております。 【動画】東京都・小池知事が会見 新たな地下鉄線建設を発表(2022年11月25日) ◇ ◇
高齢者などの医療支援型施設を新設
小池:よろしくお願いします。 NHK:ではよろしくお願いします。では知事からまずお願いします。 小池:今日も6点ほどございます。まずコロナからいきます。きのう、モニタリングの分析を行って、専門家からは感染が拡大、高齢者に対する警戒の必要性、医療提供体制さらに拡充する必要があるというコメントがございました。都は新型コロナと季節性のインフルエンザの同時流行を念頭に置いて、必要な方に必要な医療、そしてケアを届けられるよう体制の整備を進めております。 オミクロン株の感染下での課題の1つが、介護度が高い高齢者の受け入れでございますけれども、そこを強化いたします。高齢者などの医療支援型施設については、今ご覧いただいているような3カ所運営していますけれども、これに加えて、12月1日から新たに4つの施設を開設いたします。すなわち青山、足立東和、八王子めじろ台、旧府中療育センター、この4施設になります。いずれの施設におきましても介護度5の方の受け入れや救急要請にも対応すると。また、コロナの治療、介護に加えまして、リハビリも実施し、回復後のスムーズな日常生活への移行を図ってまいります。
乳幼児へのワクチン接種機会の拡充
これまでも申し上げてきてるんですが、この冬をアクティブに過ごすためのポイントがございます。3つです。1つ目が攻めです。攻めの、こちらは具体的にワクチンの接種ということで。都の大規模接種会場では予約なしでもオミクロン株対応ワクチンが接種できることになっております。BA.5の対応ワクチンですが、これまでファイザーだけだったんですが、11月の29日からはモデルナのワクチンの接種を始めます。また、お子さんです。生後6カ月から4歳までの乳幼児に対するワクチン接種の機会の拡充ということで進めております。三楽病院での接種可能回数を拡充いたしまして、新たに立川南会場におきましてもお子さまの接種を開始いたします。こちらは日本小児科学会も接種を推薦しておりますので、お子さまのワクチン接種についてぜひ検討していただきたいと存じます。 年末年始ですけれども、帰省、会食など、人と会う機会が増えるシーズンになります。その前に、どうぞオミクロン株対応ワクチンをできるだけ早く多くの方に接種していただきたいと思います。動画を作成しましたので、ご覧ください。 A(VTR):旅行楽しみだね。 B(VTR):遅刻禁止だからね。 A(VTR):分かってるよ。じゃあね。てことは、ワクチンを今のうちにと。え? 予約なしでもいいんだ。早めのオミクロン株対応ワクチン接種を。 小池:ご覧いただいたとおりであります。これが攻めですね。で、2つ目。こちらは守りの感染防止対策。換気については、寒くなってきたらこそ意識して実施をしていただきたい。3つ目が備えであります。攻める、守る、備える。備えの備蓄です。熱が出たときのために検査キットや解熱鎮痛剤などの医薬品、食料品などを用意しておいてください。また、受診方法など、事前にご自身で確認しておくことも重要です。重症化リスクの高い方や小学生以下のお子さんは発熱外来を受診してください。重症化リスクの低い方は、まずは検査キットで自ら検査をする。そしてコロナが陽性だと分かった場合には陽性者登録センターに登録をする。で、健康観察をしながら自宅で療養をすると。このような順番になります。