Jアラート聞こえたら「すぐ逃げる、離れる、隠れる」小池都知事会見11月18日(本文1)
東京都の小池百合子知事は18日午後、都庁で記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「東京都・小池知事が会見 コロナ警戒レベル引き上げで対応は?(2022年11月18日)」に対応しております。 【動画】東京都・小池知事が会見 コロナ警戒レベル引き上げで対応は?(2022年11月18日) ◇ ◇
北朝鮮ミサイル発射、断じて容認できない
NHK:それではよろしくお願いします。知事からお願いします。 小池:はい。今日は1、2、3、4、5、6、増えました。北朝鮮がミサイル撃ちましたので、最初、そちらから始めます。弾道ミサイルの発射についてであります。今日10時ごろ、今朝の10時ぐらいですが、ICBM級の弾道ミサイルがまた発射されました。北海道の西側、わが国のEEZ内に着弾ということであります。このように北朝鮮の度重なる弾道ミサイルの発射については、これはもう明らかに国連安保理の決議に違反する行為であります。そしてわが国、周辺地域の平和、安全に、極めて深刻かつ重大な脅威。断じて容認できない。そして、加えましてミサイルの飛翔時間、経路、高度など、その挑発の度合いがそのたびに高まっております。 弾道ミサイルは、いろんなケースがありますが、発射からわずか10分もしないうちに着弾する可能性があります。ミサイル警報ともいえますJアラート、これが聞こえたらすぐ逃げる、離れる、隠れるといった行動を取ってください。都では適切な避難行動を分かりやすく伝えるために、このようにリーフレットを作成しております。ホームページやSNSなどによって周知をしております。逃げる、離れる、隠れる。これ、NHKだって言っちゃ。N、H、Kというふうに今やろうかと思ったんですが、真面目な話、逃げる、離れる、隠れるというふうに覚えていただければと思います。
ピーク時で1日9万3000人の発熱患者を想定
まずはご自分の命を守るためにも、だんだん、これだけ毎回発射するとまひしちゃいますので、ここは重大な結果を招く恐れもある、そのための挑発も行っているので、どうぞ、まずはJアラート、しっかりとご自分で対応できるようにお願いいたします。 それから2点目でありますが、コロナです。きのうもモニタリング会議開きました。感染状況が1段階上がっておりまして、オレンジ色に。そして医療提供体制のほうは黄色ということであります。専門家の先生方から第8波の入り口に差し掛かっているとも考えられるという指摘受けております。今はまさに踏ん張りどころなんですね。 この冬の新型コロナウイルスとインフルエンザ、これが同時に流行するツインデミックを念頭に置いて、過去最大の発熱患者数、これを、ピーク時で1日9万3000人を想定しておりまして、そしてそれをベースにして外来医療体制整備計画というのを策定しております。そのうち発熱外来について、最大で8万7000人が発熱外来を受診するということを想定いたしまして、体制を整備いたします。重症化リスクの高い高齢の方、基礎疾患のお持ちの方、妊婦の方、小学生以下のお子さんについて、発熱外来を受診していただいて確実に医療につなげるということが大切で、そのために診療・検査医療機関のさらなる拡充、そして都立病院の発熱外来を強化いたします。 また、発熱外来の逼迫に対応するために臨時のオンライン発熱診療センターを新たに設置いたします。併せまして、リスクの低い方には安心して自宅療養していただくといたしまして、陽性者の登録センター、これまでもありましたけれども、1日当たりの能力、対応能力を約4万人に引き上げます。病床確保、そして宿泊療法体制の確保などの取り組みも進めてまいります。引き続き必要な方に、そして必要な医療とケアを届けられますように万全を期してまいります。 この冬をアクティブに過ごすためにも、私たち1人1人がしっかり対策することが大切です。そこでポイントを3つまとめました。1つが攻めです。速やかなワクチン接種を意味します。そしてオミクロン株対応ワクチンですが、従来型のワクチンを上回る効果が期待できるとされています。接種間隔が3カ月に短縮されておりますので、現時点で都民のうち900万人以上が対象ということになります。多くの方にいち早く接種していただくために、ご覧のような都の大規模接種会場において、予約なしでオミクロン株の対応ワクチンが接種可能となっております。