日本社会は「統一感があるが、伸びやかさがない」小池都知事会見11月18日(本文2完)
東京都の小池百合子知事は18日午後、都庁で記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「東京都・小池知事が会見 コロナ警戒レベル引き上げで対応は?(2022年11月18日)」に対応しております。 【動画】東京都・小池知事が会見 コロナ警戒レベル引き上げで対応は?(2022年11月18日) ◇ ◇
衆議院「10増10減」成立。受け止めを
NHK:では幹事社のNHKからまず質問させていただきます。まずちょっと国の動きについてなんですけども、今日、国会で衆議院の区割り、いわゆる10増10減が成立しました。この法律を巡っては都民の中にも、そんな頻繁に区割りを変えてほしくないとか、中には、区によっては、区の中で選挙区が分かれてしまっていて、切り離されてしまっているという思いを持つ都民もいらっしゃいます。この選挙区区割りの法律の成立について、まず受け止めをお願いします。 小池:国政において、国会でお決めになるということであります。今回これによって1票の格差が縮小して投票価値の平等に近づくと。そして都内で5つ選挙区が増えるということになりますが。町名とか番地で変わって、有権者に届ける、結構、そもそも投票率が低くなっていて、自分がどの選挙区なのか分からないという方もいらっしゃると思いますので、分かりやすい周知が必要だというふうに思います。いろんな考えがあるかと思います。国の形と、それを、声をどう議論したり、図っていくのか、決めていくのか。一番ベースのところでありますのでね。 アメリカも今まだ、あれですよね。下院の選挙区ってまだ結果が出てないところもたくさんあるけれども、アメリカもそのたびに選挙区が変わって、それによってまたいろんな戦い方が変わったりするんだろうと思います。よくゲリマンダーということで、自分の都合のいいように選挙区を変えるんじゃないかとか、だから第三者的にやらなければならない、いろんな声があるかと思いますけども、国会がお決めになるということだと思います。