五輪テスト大会の談合疑惑「もう誠に遺憾」小池都知事会見11月25日(本文1)
発熱相談センターの回線を増強
発熱した際の相談窓口のほうも拡充いたします。発熱相談センターの回線、こちらを増強しまして、第7波のピーク時、その際は700回線準備したんですが、12月1日からはそれを拡大しまして1000回線といたします。こちらは土日祝日を含めて、24時間365日受け付けております。また、発熱してどうも不安だなという方、また、受診方法が分からない場合には、こちらにご相談いただきたいと思います。いつも申し上げてるんですが、私たち1人1人がしっかり対策をするということがまず大切でございますので、皆さまのご協力をよろしくお願い申し上げます。 2つ目の項目です。先ほどゼロエミッション推進協議会を開催いたしました。民間企業の皆さま方の取り組みに感謝申し上げて、またあらためて冬の取り組みについて参加した皆さん方と確認をしたところです。この冬も都民の皆さまには節電をお願いしておりますけれども、さらなるHTTの推進に向けた取り組みということで2点お知らせをいたします。 1点目が、子供が主役になって節電アクションに取り組む「わが家の環境局長」事業であります。みんなが自分は環境局長なんだといって、家で、自宅で、いろいろお母さんを指導するとか、そういう役割をしてもらう。冬の取り組みですから、「東京ウォームホーム」、暖かい家として、ビンゴを提供いたします。「東京ウォームホーム・ビンゴ」であります。11月の29日から、東京都のホームページからアクセスできまして、クイズに答えながらご家庭での冬の節電アクションを実行する、そしてそれがうまくビンゴになったらポイントが獲得できるという、そういうお楽しみ付きでいろいろ学べるということになります。
「わが家の環境局長サミット」を開催
ポイントがたまること、ポイントになりますよという話をしましたが、これは、じゃあポイントをためてどうするのというと、普段は入ることができない神田川の環状七号線地下調節池、こちらの見学ツアーが抽選で当たるというもので、ぜひ冬、暖かい冬の家、いろんな工夫を凝らしながら、こんなほかではできない見学ツアーができる。ぜひ多くの皆さんに参加していただきたいと思います。 「東京ウォームホーム・ビンゴ」の開始に合わせまして、私と子供たちで「わが家の環境局長サミット」を開催いたします。このサミットではおうちでできる節電提案など、子供たちと冬のHTTについて議論をするというものです。子供たちからどんな提案があるんでしょうかね。大変楽しみにしております。 それからもう1つ、既存のマンション、もう立っているマンションですね、これについてのHTTの推進についてであります。都内の既存マンションですが、分譲や賃貸など、合わせますと14万と、都民のおよそ半分の世帯がマンションに、集合住宅に住んでおられるんですね。都が目指しているゼロエミッション東京の実現には、こうした既存のマンションでの取り組みがとても重要です。マンションの共用部の電力消費量に応じました太陽光発電と蓄電池、これを設置することでお昼間の電力を賄いながら夜に使う電力を蓄電池にためるということで、効果的になります。こうした設備の導入を促進するために太陽光発電の補助を拡充、そして蓄電池の補助率を引き上げるというものです。これに係る費用ですけれども、第4回の定例会に提案する補正予算に計上いたしております。 この制度を活用いたしますと、ご覧のスライドの例では、設備費に800、マンションですからちょっと大きくなりますね。総額800万円掛かりますけれども、そこに都が補充して、それの分を拡充して、現実にご負担いただく初期費用は結果、170万円となるということです。最初、こうやってお金掛かりますが、一方、太陽光発電を導入することで共用部、マンションの共用部の電気代ですけれども、年間で約21万円安くなる計算になります。結果として初期費用を、先ほどの170万円と申し上げましたけれども、約8年で回収できるということになります。