エミー賞最多ノミネート「SHOGUN 将軍」衣装制作秘話 作品を通じて深まる日本のファッション文化への理解とリスペクト
日本人デザイナーと言えば、私はずっと三宅一生の作品に魅了されていた。90年代初頭にパリにいた時、「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」のファッションショーで、フィッターとして雇われたことを思い出す。彼の服の美しさに圧倒されたのを今でも鮮明に覚えている。色彩、生地、建築的なフォルムーー彼はいつも、部屋に入った瞬間に目を奪われるような服を作っていた。昨今、彼ほどファッション界に大きなインパクトを与えた人はいないだろう。
WWD:華々しいキャリアを経て、今後目指すのは?
カルロス:今は「SHOGUN 将軍」シーズン2のために、再び仕事ができることを夢見ている。とても名誉があるクリエイティブなプロジェクトに戻り、日本の文化や衣服の美しさについて学び続けることができたら、それほど光栄なことはないだろう。