オリックス・西野真弘、国内FA権を行使せず来季から2年契約 2700万円増の年俸5000万円でサイン 「結果で返せるように頑張りたい」
オリックス・西野真弘内野手(34)が2日、大阪市内の球団施設で契約更改交渉に臨んだ。終了後に取材に応じ、今年6月に取得した国内FA(フリーエージェント)を行使せずに2年契約を結んだことを発表。2700万円アップの年俸5000万円で更改した(金額は推定)。 「来年からまたしっかりやらないといけないという気持ち。複数(年契約)をいただいたというのはありがたいことなので結果で返せるように頑張りたい」 今季は規定打席には未達ながら89試合の出場で打率3割(280打数84安打)、1本塁打、13打点と勝負強い打撃で打線を支え、「役割としてつなぎ(の打撃)とか出塁の部分を意識してやろうと思っていた。打席での粘りであったり、ここ数年ではできた方だと思うのでそこはよかった」と一定の手ごたえを語った。 T-岡田、安達、小田が今季限りで現役を引退したことで西野がチームの野手最年長の選手となった。「打撃面でもチームの見本にならなくちゃいけない。少し視野を広げながら若い子たちも少し(練習などを)見られるように」と自覚をにじませた。 プロ11年目となる来季へ「規定(打席)に乗せていい数字を残したい。来年の春からアピールできるように」と表情を引き締めた。