スターダム“闇落ち”上谷沙弥、赤いベルトを騙し討ちで強奪も…中野たむへの怨念深く「復讐はまだまだ終わらない」
スターダムは毎年恒例となる年末のビッグマッチ『STARDOM DREAM QUEENDOM 2024』12.29東京・両国国技館大会を開催した。 【動画】中野たむが「上谷、来いーーっ!」と叫ぶ中、上谷沙弥がプランチャを放つ! メインイベントでは、赤いベルトことワールド・オブ・スターダム選手権試合、チャンピオンの中野たむに上谷沙弥が挑戦するタイトルマッチが組まれた。2人は11.11東京・後楽園ホール大会で行なわれたレッドゴッデス公式リーグ戦、中野たむ&玖麗さやかと小波&上谷沙弥の一戦で、上谷が旋回式スタークラッシャーで中野たむから勝利。試合後、上谷は「覚えてる?1年前の5★STAR開幕戦。あれからお前に大切なものを奪われた。お返しに私がお前の大切なもの全部奪ってやるよ!まずはこの赤いベルトに挑戦させろ!』と悪のユニットH.A.T.E.への闇落ちを経てリベンジするとアピール。 これに対してたむは「私だってあの日のこと忘れたことは1日だってない。上谷のことをたむが狂わせたって言うなら責任取るよ。あんたを正しい道に引き戻す! 赤いベルト戦、最高の場所でがいいでしょ? 12月29日両国国技館で!」と上谷の挑戦を受諾し、今大会での対戦が決定。その後なんと上谷はたむの顔面に黒スプレーを噴射する暴挙に出たが、12.24後楽園大会で行なわれた最後の前哨戦では、タッグマッチながらも、たむが上谷から3カウントを奪っている。 試合は上谷がチェーンを使っての絞首刑を披露するなど、H.A.T.E.に闇落ちしてから使って来なかった凶器の使用も躊躇なく、これまでで一番のヒールファイトでたむを追い込んでいく。さらに退場ゲートからプランチャを放ったりと本来持っているハイスピーダーとしての動きも冴え渡り、たむは大苦戦する。 しかし、これらを凌いだたむは雪崩式のタイガースープレックスを放つと、上谷がピクリともせずにダウン。レフェリーやドクターまで現れて場内が騒然としていると、上谷が突然蘇生し、ドクターとレフェリーを突き飛ばす。フランケンシュタイナーを決め、スクールボーイからのジャーマン、そしてたむの必殺技であるバイオレット・スクリュードライバーで一気に畳み掛けると、最後は旋回式スタークラッシャーでトドメを刺して3カウント。上谷がまさかの“騙し討ち”で赤いベルトを強奪した。