使わなくなった羽毛布団をリサイクルして防災寝袋に!NANGAが多機能な防災用品を作ったぞ
NANGAが、家庭で使わなくなった羽毛布団を防災寝袋へ仕立て直すサービスをスタートした。 【写真10枚】家庭で使わなくなった羽毛布団を防災寝袋へ。仕立て直される寝袋、エアマットを写真で見る 仕立て直された寝袋は、枕や湯たんぽを入れるための袋が付属していたり、ジッパーで連結できるカップリング機能が付いていたりと、シンプルながら多機能。防災やアウトドアにはぴったりのギアに変身する。
2022年スタートの「Re:ACT」が新しいプロジェクトになった!
2022年にスタートしたNANGAの「Re:ACT」は、ダウン製品をよりエコロジーでエコノミックに、そしてなるべく性能を長期間維持したまま快適に使うことができるようにするサービス。 そのNANGAの「Re:ACT」が、2024年9月1日(日)防災の日に、家庭で使わなくなった羽毛布団を防災寝袋へ仕立て直す新しいプロジェクトをスタートさせる。 自然災害が多く発生する日本では、 2024年1月1日の能登半島地震をはじめ、今年だけでも8回の大きな地震が観測されている。 地震だけでなく台風や竜巻といった災害も発生していて、7月にはNANGAの本社がある滋賀県米原市内でも豪雨による土砂災害が発生したばかり。 災害発生時、私たちは安全確保の為に避難するという選択肢を避けられないが、まずは「自助」が災害対策の基本。NANGAでは防災の日をきっかけに“今できる自助”と題して、「防災準備」と「寝袋」をキーワードとして考えていきたいとした。
仕立て直される寝袋は「SONAE BAG」
仕立て直される寝袋は、その名も「SONAE BAG」。 もしもに「備える」から取られたこの名前は、どんなシーンにも備えられることをリンクしている。 羽毛布団から仕立て直される寝袋は、防災用品としてのみでなく、普段のちょっとしたお昼寝から車中泊、アウトドアシーンでもしっかり利用できる仕様に仕上げられる。 「備え」がコンセプトだからこそ、いつでもどこでも、すぐに使用できることが最適だと考え、SONAE BAGとセットで使用できるエアマットがセットなのも嬉しい。 また、SONAE BAGは持ち運びしやすいようにできる限り軽量コンパクトを目指して開発、製造されているだけでなく、枕や湯たんぽを入れる用の備え付けの袋が付属していたり、ジッパーで連結できるカップリング機能が付いていたりと、シンプルながら多機能性をあわせ持つ。 さらに、サイドジッパーもフルオープンにできるので、薄手の掛け布団としての使用もOK。 NANGAのアフターケア対象品となるので、万が一使用中の破損があったとしても安心だ。 3シーズン対応できるマットは、野外で眠る際の地面からの冷気を遮断し、安定しない凸凹した場所でも快適に眠ることができる。 ・SONAE BAG(そなえバッグ) 生地:15デニール ナイロン(シレ撥水加工) 羽毛:350g(預かった羽毛布団の羽毛を使用) 収納サイズ:15×28cm 寝袋サイズ:全長 190×肩幅81.5 ※身長180cmまで対応 ※対応温度帯は預かった羽毛布団の羽毛の質により変動する。 参考温度域:7℃~2℃(3シーズンモデル程度) ・エアマットレス 生地:30デニール リップストップ高強度ポリウレタン 総重量:600g(ドライサックを含む) 収納サイズ:13 cm x 28cm マットレスサイズ: 183cm × 52cm × 7.5cm R値:2.9 ※この製品には上記に加えて収納バックがビルトインされている。 ・展開店舗 NANGA ONLINE SHOP NANGA FUTON SHOP MEGURO 〒152-0003 東京都目黒区碑文谷2-10‐21 ディアハイム碑文谷101 営業時間:11:00-19:00 定休日:火曜日、水曜日
使わない羽毛布団が防災の備えに
食料品や飲料品、懐中電灯と言った代表的なものはもちろん、それらがセットになった防災バックもさまざまな店舗で販売されていて、いざという時に困らないような準備をしている人は多いのではないだろうか。 使わなくなった羽毛布団がアウトドア用品としてだけでなく、防災用品として生まれ変わり、いざという時の備えになるのなら、ぜひ活用したい。
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