大人気!ハリー・ウィンストンの「リリークラスター」で考える ダイヤモンドコーデの正解
■「エメラルドカット」 腕時計とリンク
創始者ハリー・ウィンストンが愛したエメラルドカット・ダイヤモンドにインスピレーションを得て、2016年に誕生した「HW エメラルド」コレクションのリストウオッチ。レディース用の2モデルから始まったコレクションは、気品のあるミニサイズのケースがデビュー時から人気を博した。現在では、サテンストラップに遊び心あふれるカラーバリエーションが登場し、話題に。エメラルドカットのダイヤモンドジュエリーと一緒にまとうことで、互いの存在感がより高まる。
■Style2:仕事服が華やぐ フラワーモチーフの理想形
フラワーモチーフのジュエリーはいつの時代も圧倒的な人気を誇るものの、ワーキングスタイルとは相性がいまひとつとされてきた。その理由は、華美もしくは愛らしいデザインが多いことによるものだろう。仕事服に合わせるジュエリーは、モダンでスタイリッシュなデザインが好ましい。そして、汎用性の高さも必要だ。 そうした条件を満たすフラワーモチーフは、数少ないが存在する。 そのひとつが、ハリー・ウィンストンの「リリークラスター」コレクションだ。ユリの花をモチーフにしたデザインは、1940年代のアーカイブスケッチから着想を得て誕生した。優美でありながらもグラフィカルなライン、軽やかなオープンワークが、シンプルな仕事服にエレガントな美しさを添えてくれる。 Style2では、リリークラスターのグラフィカルな意匠がより強調されるイエローゴールドを選択。それだけで身につけてもいいが、Style1のラウンド・ブリリアントカット・ダイヤモンドのジュエリー3点(ネックレス、ブレスレット、エタニティリング)を加えて、輝きをプラスしている。装いによって、そのさじ加減は調整が自在だ。
■グラフィカルなデザイン ユリの花から着想
ところで、リリークラスターの「クラスター」とは何のことか、気になる人もいるだろう。クラスターは創始者ハリー・ウィンストンがクリスマスに柊(ヒイラギ)の葉にアイデアを得て生み出した、ブランドを象徴するデザインだ。クリスマスリースを構成する葉の立体的な重なりやそこに生まれる流麗で優美な躍動感を表現している。