日本の新幹線は「飛行機みたい」 荷物置き場にも感激…オーストラリア女性2人組、最高笑顔のワケ
日本の交通機関は、技術力に裏打ちされた乗り心地と正確性、高品質のサービスが世界に知れ渡っています。親友との日本旅行を楽しむオーストラリアの女性2人組は、旅に欠かせないある乗り物に大感激。すっかりとりこになっているようです。 【写真】日本に来てみてがっかりは「ない」 最愛のパパにキュートなお土産 実際の写真 ◇ ◇ ◇
「すごくスムーズで、飛行機みたい」と感銘
オーストラリアの大都市・メルボルン出身の学生2人組。ビジネスを専攻する21歳のレイアさんは初めての日本旅行。看護師を目指している22歳のクリスティーノさんは2度目の日本です。クリスティーノさんは過去に、金沢・京都・大阪・飛騨高山など全国の名所を巡った経験があるそうです。 「食べ物、文化、親切で礼儀正しい日本人の気質、自然美、すべてがすてきだと思います」とレイアさん。「でも、特に東京はものすごい人でいっぱい!」と目を丸くしています。 鉄道の利用で、「互いを助け合う」日本らしい精神を感じることがあるそうです。クリスティーノさんは「例えばオーストラリアでは、電車が駅に止まってドアが開くと、乗る人と降りる人が同時に動いちゃう。まさに、カオスなんですよ。日本の皆さんは秩序を保って行動していると思います」と感心しきりの様子です。 新幹線もすでに体験済み。レイアさんが「すごくスムーズで、飛行機みたい」と話せば、クリスティーノさんは「(走行中の車両内は)歩きやすいと感じています。あまり揺れないので、何かをつかんで歩くということもありません」と褒めたたえます。 旅行者にとって、悩みのタネとなるのは荷物。スーツケースなどの大きな荷物を抱えての移動は、難儀なことが多いですよね。2人には、新幹線に乗って感激したことがいくつもあるそうです。 「私たちは大きな荷物を持ちながら旅行していますが、荷物スポットがあって、座席には小さなテーブルが付いていて、ジャケット・上着をかけるフックもありますよね。すごく快適に感じています」と賛辞を送ります。 新幹線の荷物置き場は、運行会社によっては特大荷物の場合は事前予約が必要ですが、日本の新幹線のホスピタリティーに大満足とのことです。 ただ、クリスティーノさんは1つだけお願いがあるそうです。「ちょっと値段が高いかなと思っていまして……。もう少し安くしてもらえれば」と、願望を口にします。旅行は移動費用をなるべく抑えたいもの。気持ちはよく分かります。 「実際に日本に来てみてがっかりすることはなく、期待通りで、アメージングの連続です」とレイアさん。お土産には、すしや魚介類といった和食が大好きなお母さんのために、「ハイクオリティー」な日本のお箸をプレゼントするつもり。クリスティーノさんは、本場の魚市場を見て回った「築地市場」の漢字がプリントされたTシャツをお父さんのために買ったそうです。 とびきりの思い出を作っている日本滞在。2人の最高の笑顔がすべてを物語っていました。
Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム