「感染対策しつつ年末年始過ごして」大阪・吉村知事会見12月21日(全文2)
大阪府の吉村洋文知事は21日午後、定例会見を行った。 ◇ ◇ 【動画】大阪府・吉村知事が定例会見(2022年12月21日)
コロナの現状をあらためてどう思うか
記者:関西テレビの菊谷です。まずコロナに関して、病床使用率のほうも増えてきてますけれども、今の現状について、コロナの現状をあらためてと、あと年末年始に対しての府民への呼び掛け、また、これまでと経済活動の両立という部分でちょっとフェーズが変わってきているのかなと思うんですけど、それも踏まえて年末年始の呼び掛けをお願いします。 吉村:まずコロナ自体は着実に増えてきています。これは冬が深まるにつれて確実に増えてきているという現状です。第7波のときのように急激に増えているという状況ではありませんが、少しずつ、しかし確実に増えているというのが今の現状です。 年末年始の過ごし方ですけれども、ぜひ高齢者の方とお会いする、おじいちゃん、おばあちゃんと会うという場合は対処なんかにも気を付けていただいて、そして感染管理も取りながら、ぜひ過ごしていただけたらというふうに思います。行動制限をするつもりはありませんし、行動制限はしません。年末年始、帰省される方も多いと思います。帰省するということは、僕は非常に大切なことの1つだと思っています。
対策本部会議は年内に開かれる可能性が高いのか
人生振り返ってみたら、やっぱりおじいちゃん、おばあちゃんと離れて暮らしていると、数で数えると何回も会うような環境ではないと。そうすると、やっぱり帰省して久しぶりにおじいちゃん、おばあちゃんと会うというのは、僕は大切なことだというふうに思います。なので、それをやめてくれと言うつもりは一切ありません。ただ、今もう増えてきている時期でもありますので、感染対策を取りながら、この年末年始、お正月をお過ごしいただけたらと思います。 大阪府として、当然、また本部会議を開きますので、そこであらためてになるとは思いますけれども、年末年始の医療提供体制等々については強化をしているところでもあります。ただ、そうはいっても、やっぱり年末年始というのは病院が閉まる時期でもありますので、解熱剤であったり検査キットの家庭での備蓄をぜひお願いしたいと思います。また、今のうちにワクチンの接種、まだの方はお願いをしたいと思います。 記者:関連して対策本部会議なんですけれども、今週中、または年内に開かれる可能性が高いということでしょうか。 吉村:はい。1つの目安、50%というのを基準としておりますので、それに達した段階で開催するというふうに考えています。これはこれまでも申し上げているとおりです。今週中、今週末か、ちょっと分かりませんけれども、その基準に達した段階で本部会議を開催して、さまざまなことを決定したいと思います。ただ、行動制限をするということは、もうありません。 司会:次のご質問。読売新聞さん。