来年の抱負「統一地方選を勝ち抜き、大阪を前に進めたい」大阪・吉村知事会見12月21日(全文3完)
大阪府の吉村洋文知事は21日午後、定例会見を行った。 ◇ ◇ 【動画】大阪府・吉村知事が定例会見(2022年12月21日)
マスク着用の有無は個々人で判断すればいい
吉村:最も有効な経済対策というのは元に戻すことだと思います。なんの制約もせずに、役所・行政側から制約をかけずに自由な、自然な経済活動に戻すこと、これが1つ重要だと思っています。ですので、まずそっち側をやっぱり考えていくということが重要だろうと思います。 そしてマスクについては、学校、教育機関においてどこまで着けるかっていうのはもちろん判断していく必要があると思うんですけど、日常生活におけるマスクっていうのは、僕はもう1人1人が判断すればいいんじゃないかなというふうに思っているんです。役所がマスクを外すべきだとか着けるべきだとかって言うんではなくて、もう大人なんだから1人1人が判断すればいいと僕は思います。このコロナがどういう病態なのか、もうある程度、分かっているわけですから、そういった意味でマスクを積極的に外しましょうっていうのも、大号令をかけるのも僕は少し違うんじゃないかなというふうに思っています。 ただ、ここはやっぱり2類・5類論がありますから、まず2類・5類論できちんと、このコロナのウイルスをどう扱うかっていう国としての方向性、これをまずしっかり決めるべきだと思います。これは絶対的に必要だと思います。なので、今もやっぱり2類相当にしていますから、国家としてそういう扱いをしているから当然、役所としても、大阪府としてもそうですけど、基本的な対策はしてください、適切なマスク着用はお願いします、そういうのは言っています。ですので、このウイルスをどう扱うのかという、まず方向性をきちんと国として定めた上で、先ほど私が申し上げたような、社会はもう元に戻していく。だけども非常にリスクの高い高齢者施設なんかは守っていく。そこの選択と集中。こういったことが重要だと僕は思います。 司会:次、ご質問は。じゃあ最後、エルマガジンさん。