<ソチ五輪>フィギュア男女メダルは計3つ?
五輪メダリスト2人を含む日本の男女フィギュアは、ソチ五輪で、いくつのメダルを獲得できるのだろうか。女子で浅田真央、鈴木明子、村上佳奈子、男子で、羽生結弦、町田樹、高橋大輔と、合計6人の日本代表が出揃ったところで、さっそく検証をしてみた。 ■男子2個、女子1個が獲得可能 元全日本2位で現在はインストラクターとして活躍、アスリートジャーナルというWEBサイトで評論もされている中庭健介さんは「現実問題として3つ」と予想している。 「女子、男子で、それぞれ全員に可能性があるとは思いますが、現実問題として考えると男女で合わせて3つじゃないでしょうか。女子では、浅田選手。男子では、羽生選手、町田選手、高橋選手のうち2人。私は、そう考えていますが、鈴木選手が、全日本のときのようなパーフェクトな演技をした場合は、表彰台に食い込んでくる可能性もあるでしょう」 元全日本4位で、インストラクターとしても活躍されている今川知子さんは、「希望としては4つ。でも現実的には男子2つに女子ひとつかもしれません」という予想を立てている。 図らずしも2人の予想はメダル3つで合致した。バンクーバー五輪では、浅田の銀、高橋の銅の2つだったから、ソチ五輪で日本フィギュア界は、また新たな歴史の1ページを塗り替えるのかもしれない。 ■金メダルは浅田真央とキム・ヨナの一騎打ち では、予想の中身を細かく見ていきたい。女子では、日本勢のライバルは、バンクーバー五輪金メダリストのキム・ヨナ(韓国)、アシュリー・ワグナー(米国)、カロリーナ・コストナ(イタリア)の3人だろう。金メダルに関しては、浅田真央と、キム・ヨナとの一騎打ちの様相になることは、ほぼ間違いない。キム・ヨナは右足の故障で今季のGPシリーズは辞退していたが、9か月ぶりの復帰戦となった12月のゴールデンスピンは、204.49点のハイスコアで優勝している。