【ウインターカップ】女子の九州勢が大躍進! 30年ぶりのダブル4強、福岡・精華女子、熊本・慶誠 男子は8強で出そろう
◆バスケットボール・全国高校選手権ウインターカップ(26日、東京体育館) 女子準々決勝が行われ、精華女子(福岡)が過去24度優勝の桜花学園(愛知)を66―65の僅差で破って初の4強入りを決めた。身長189センチの留学生アキンデーレ(2年)が31得点18リバウンドの活躍を見せ、ラスト55秒で逆転ゴール。その後の桜花学園の猛攻もU17日本代表で清藤優衣主将(3年)らが一丸でしのいだ。 ■「うお~スゲー発想」超巨大ヌードルツリー登場【写真】 今夏の全国総体8強の慶誠(熊本)は前回準優勝の岐阜女子に62―57で競り勝った。点差を詰め寄られる場面も多々あったが、司令塔の岸希主将(3年)や187センチのロージョバ(同)が中心となって積極的な攻撃を全うして勝ちきった。 九州勢の女子が準決勝に2校以上進むのは、1994年度大会の純心女子(長崎)と中村学園女子(福岡)以来30年ぶり。決勝進出となれば、九州&福岡県勢としては2010年度大会で2位となった中村学園女子以来、14年ぶり。熊本県勢としては初の快挙となる。九州勢の優勝は06年度大会の中村学園女子が最後だ。 全国高校総体覇者で大会3連覇を狙う京都精華学園は鵬学園(石川)に65―62で競り勝ち、大阪薫英女学院も4強入りした。 男子3回戦では3年ぶりの優勝を目指す福岡大大濠、連覇を目指す福岡第一が8強入り。延岡学園(宮崎)は全国高校総体準優勝の美濃加茂(岐阜)を破った。同優勝の東山(京都)、藤枝明誠(静岡)、八王子学園八王子(東京)、開志国際(新潟)、鳥取城北が進んだ。 ◆27日の対戦カード ▼女子準決勝 9:30 京都精華学園―精華女子 11:10 大阪薫英女学院―慶誠 ▼男子準々決勝 12:50 東山―藤枝明誠 14:30 八王子学園八王子―福岡大大濠 16:10 福岡第一―開志国際 17:50 鳥取城北―延岡学園
西日本新聞社